エディ賞 大竹重幸氏 「青木ジム・スーパーバイザー就任!」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

2007年度エディ・タウンゼント賞受賞トレーナーで、30年以上の長きに渡り協栄ジムのマネジャーを務めた大竹重幸氏が高田馬場・青木ジムのスーパーバイザーとして現場復帰。大竹氏を招請した有吉将之会長は、練習生、選手への指導はもちろん、スタッフ陣も技術を吸収し、チャンピオンを増やして行きたいと”大竹効果”に期待。

 

 

大竹氏は元世界フェザー級王者西城正三選手に憧れ、中学1年生で協栄ジム入り。高校1年で具志堅用高氏と同じインターハイに出場。プロ転向後はSフェザー級4位。引退後、宮下 功 氏(元沖ジム会長)の強い勧めで、20代にして協栄ジムのマネジャーに就任。数多くのマッチメイクをこなしながら、トレーナーとして選手作りにも励み。元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 選手、元WBA世界フライ級王者坂田健史選手の他、多くのランカーを育成。

 

うがいの水は協栄時代と同じく半分凍らしてある。

 

有吉会長は大久保にあった協栄ジム・2階道場に選手を連れてよく出稽古に来られていて、当時から大竹氏の指導力に興味を抱き、前WBO世界フライ級王者木村 翔 選手の防衛戦でも、アドバイザーとしてチームへの参加を要請。そして今回、「あれだけの経験と技術をそのままにしておくのは惜しい」と、大竹氏を口説いた。

 

 

「場所も良いし、楽しみな選手がたくさんいるからやりがいがあるよ。有吉会長と一緒に、もう一度、世界チャンピオン作るよ」(大竹氏)

 

「ホールで宮下会長から、大竹の事よろしくお願いしますよと言われて恐縮しました」(有吉会長)

 

 

大竹氏は月曜から金曜の15時から20時までジムで指導にあたる。木村 翔 選手の世界王座カムバック。そして、若手有望株たちが、今後、どのように羽ばたいていくのか。大いに楽しみです。青木ジムはJR、東西線高田馬場駅からも近く、見学大歓迎。時間があれば、「教えちゃいますよ!」。新宿区高田馬場2-14-278 ☎03-3232-8603