【Photo】 中谷正義vsテオフィモ・ロペス IBF世界ライト級指名挑戦者決定戦 | BOXING MASTER

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋43年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

19日(日本時間20日)、米・メリーランド州オクソン・ヒルのMGMナショナル・ハーバーで開催された、トップランク興行のメイン。IBF世界ライト級3位の中谷正義(井岡)=18戦全勝(12KO)=選手が、トップランク期待の次世代のスター候補である、同級4位テオフィモ・ロペス(米)=13戦全勝(11KO)=と、IBF世界同級王座への指名挑戦権を賭けて対戦。初の海外リングにも係わらず、強敵相手に勝負を賭ける中谷選手は気合十分。

 

 

ロマチェンコとの対戦を希望する21歳のロペスは、最も長く戦ったのがディエゴ・マグダレノ(米)戦の7回という勝ち味の早さを誇る。

 

 

レフェリーは、ハーベイ・ドック(米)。試合開始。

 

 

好戦的なロペスを相手に、中谷選手はロングレンジからの左ジャブ、ワン・ツーを軸に対抗。激しいペース争いが繰り広げられた。

 

 

12回終了。ロペスの手が挙がったが、勝者に会心の笑顔はない。

 

 

公式スコアはデーブ・ブラスロー(米)118-110、ラリー・ハザードJr(米)118-110、バーナード・ブルニ(米)119-109。しかし、そこまでの差はなく、最終ラウンド勝負と見ていた海外の関係者、ファンも多かった。

 

 

中谷選手は敗れたが十分に名前を売り、日本人ファイターの勇気とガッツを、米国ファンに再認識させた。

 

 

初の12回を戦い抜いたロペスは、IBF世界同級王者リチャード・コミー(ガーナ)への挑戦権を獲得。年内にも世界王座挑戦が実現すると思われる。しかし、中谷選手との試合を終えての評価は、これまでと一変、厳しい見方もあれば、良いキャリアを積んだとの声もある。ともあれ、中谷選手が米国ファンに名前を売ったのは事実。ネクスト・チャンスに期待したい。