世界ライト級王座統一戦。WBAスーパー王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vsWBO王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)。12月8日(日本時間9日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン・シアター。右肩を手術したロマチェンコは約7ヶ月ぶりのリング。
ペドラサは8月にレイ・ベルトラン(メキシコ)の持っていた王座を攻略。2階級制覇に成功したばかり。
試合開始。
試合は立ち上がりから技術戦に。ペドラサはよくロマチェンコを研究していた。
徐々に回転を上げるロマチェンコだが、ペドラサは抵抗。拮抗した展開が続く。
第11ラウンド。ロマチェンコはノンストップ連打でペドラサに襲い掛かる。
ボディを効かされたペドラサはついにダウン。
再開後、ペドラサは再びキャンバスへ膝を落とした。
これまでかと思われたペドラサだが、よく立ち上がりラウンド終了ゴングに救われた。
最終ラウンド終了。判定は文句なくロマチェンコ。
公式スコアはジョセフ・パスクアーレ(米)117-109、トム・シュレック(米)119-107、スティーヴ・ワイズフェルド(米)117-109でいずれもロマチェンコ。
この試合のスーパーバイザーも務めたフランシスコ・バルカッセルWBO会長(左)と、ジョージ・マルティネス(アルゼンチン出身・カナダ在住)WBA立会人。
ロマチェンコの左後方は盟友の4団体統一世界クルーザー級王者アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)。WBO王座を吸収。レコードを12勝(9KO)1敗としたロマチェンコ(30歳)は、世界ライト級王座の統一を希望。今後のマッチメイクに注目。












































