WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)vs同級1位ミゲル・ローマン(メキシコ)。11月3日(日本時間4日)、米・テキサス州エルパソ、ドン・ハスキンス・コンベンション・センター。ベルチェルは4度目の防衛戦。34勝(30KO)1敗。
指名挑戦者ローマンは、60勝(47KO)12敗。
アルベルト・レオン(米)WBC立会人。
ローマンにはルディ・エルナンデス・トレーナーが付いた。試合開始。
ジワリと前進するローマンに対し、ベルチェルは距離を取り、ロングレンジから連打を飛ばす。
試合は見ごたえのある打撃戦に。
王者はボディブローも交え、豊富な手数で挑戦者に攻めかかる。しかし、ローマンもすかさず反撃。好ファイトとなった。
第6ラウンド、ついにローマンがダウン。
再開に応じた挑戦者は再びキャンバスへ。
ローマンは何とかピンチを凌ぎ切った。
ベルチェルの連打でローマンは、この試合3度目のダウン。
再開に応じた挑戦者だが、すかさず王者の追撃に捕まる。
ロープを背に動けなくなったローマンを見かねたジョン・ショール(米)主審が割って入り試合終了。
TKOタイム9回2分58秒。
9回までのスコアは、ジャッジ三者が揃って王者のフルマーク。
見ごたえある打撃戦を制し、指名挑戦者を撃退。4度目の王座防衛に成功したベルチェルは、他団体王者との王座統一戦を希望。今後の動向に注目。
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