3団体統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が、5月5日(日本時間6日)に、米・ロサンゼルスのスタブハブ・センターで予定する次戦は、WBC世界スーパーウェルター級1位バネス・マーティロスヤン(アルメニア)を相手に絞り、交渉は最終段階に入っている。
この試合が実現した場合、WBA、WBCはゴロフキンの王座保持を認めているが、IBFは王座を剥奪する可能性が高い。ドン・キングと契約するマーティロスヤンは、2016年5月にエリスランディ・ララ(キューバ)と戦い12回判定負けを喫して以来、試合を遠ざかっているのと、ミドル級での実績がなくタイトル戦として認められないというのが理由。
IBFは1位セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ)との指名戦をゴロフキンに課しており、マーティロスヤン戦はそれを回避するための例外として認められない。ゴロフキン陣営がデレイビャンチェンコ陣営と将来の対戦を約束し、一試合待つことで同意が得られれば、王座剥奪の可能性はなくなるが、試合まで残り3週間足らず。果たしてどう動くのか。今後に注目。
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