【Photo】 山中慎介vsルイス・ネリ WBC世界バンタム級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦。チャンピオン山中慎介(帝拳)vs同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)。8月15日、島津アリーナ京都。山中選手は日本タイに並ぶ13度目の防衛戦を迎えた。

 

 

亡くなられたフランク・クイル(豪)への追悼のテンカウントが鳴らされた。同氏はWBC立会人として度々日本のリングに登場していた。

 

 

日本ボクシング連盟の山根 明 会長も観戦。

 

 

女子レスリングで五輪4大会連続メダル獲得の吉田沙保里氏(滋賀県出身)。

 

 

ジャッジ、オーレン・シェレンバーガー(米)

 

 

ジャッジ、ジョン・スコービー(カナダ)。

 

 

ジャッジ、デビッド・サザーランド(米)。

 

 

村田諒太(帝拳・左)選手と、帝拳プロモーションの浜田剛史代表(中央)。

 

 

真正ジムの山下正人会長(左)。隣はWBA世界スーパーバンタム級王者久保 隼 選手。村田選手、久保選手は山中選手と同じ南京都高の後輩。

 

 

レフェリーは、マイケル・グリフィン(カナダ)。

 

 

初回からスリリングな攻防戦が繰り広げられた。

 

 

山中選手、ピンチではあったが反撃の姿勢を示しており、主審も止めるタイミングを探しているとは思われなかったが、王者陣営からタオルが投入され試合はストップ。

 

 

試合は何ともあっけない幕切れとなってしまった。TKOタイム4回2分29秒。

 

 

呆然とする山中選手。

 

 

喜びの新王者ネリ。

 

 

弱冠22歳の新王者は、「絶対的な強さを持った王者になりたい。引退するまで無敗でいたい」。

 

 

V13の記録を持つ具志堅氏も放送席で沈痛な表情を見せた。

 

 

無念の涙を押えられない前王者。

 

 

大和 心 トレーナーと共に、観衆に詫びる山中選手。4回の唐突とも思えるタオル投入に付いては、「早すぎる。耐えて後半勝負のはずだった。最悪だ」」と帝拳ジム・本田明彦会長。帝拳プロの浜田代表は、「俺の指示不足。山中は効いてなかった」と複雑な表情を見せ、陣営の思惑が一致していなかったことが明らかになっている。山中選手。今はゆっくり休んで、歴戦の疲れを癒してもらいたいと思います。

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