【Photo】 藤本京太郎vsパーセル 東洋太平洋ヘビー級タイトル戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

日本人初の世界ヘビー級王座挑戦を目指す、東洋太平洋同級チャンピオン藤本京太郎(角海老宝石)選手が、同級1位ヘルマン・パーセル(豪)を相手に同王座の初防衛戦と、空位のWBOアジアパシフィック同級王座(日本非公認)の決定戦に挑んだ。5月8日、後楽園ホール。

 

 

22歳の挑戦者は、12勝(6KO)5敗。WBOアジアでは14位にランクされている。

 

 

パーセル陣営と親交がある中国のプロモーター、劉剛(リュウ・ガン)氏が、自興行終了後駆け付けた。

 

 

チーフセコンドは元日本ミニマム級王者の阿部弘幸トレーナー。1R。

 

 

2R。

 

 

3R。

 

 

4R。オープンスコアリング・システムによる4回終了後のスコアは、39-37藤本、38-38、38-38。

 

 

5R。

 

 

6R。

 

 

7R。

 

 

8R。

 

 

これまで8回戦の経験が一度だけというパーセルは次第にスタミナを無くし、8回終了時のスコアは77-75、77-75、78-74で藤本選手がリード。

 

 

9回途中、パーセル陣営のセコンドが8回までのオープンスコアの点差を考慮し、反応も鈍ったことでタオルで降参の意思表示。TKOタイム9回1分22秒。左はWBO立会人 レオン・パノンチーヨ(ハワイ出身・タイ在住)。

 

 

WBA14位、WBC15位、WBO13位と主要3団体で世界入りしている藤本選手は、日本を含めてヘビー級の地域王座を3つ獲得。17勝(9KO)1敗。

 

 

試合後の囲み取材。マネジャーの萩森健一氏は、WBO世界同級王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)への挑戦を実現させたい意向を明らかにしている。今後に注目。

 

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