五輪金・村田諒太vsニックロウ「73・4キロ契約10回戦」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

ロンドン五輪ミドル級金メダリストからプロ転向。現在はWBC世界ミドル級9位にランクされる村田諒太(帝拳)選手が、プロ6戦目のリングに登場。ジェシー・ニックロウ(米)相手の10回戦に挑んだ。2014年12月30日、東京都体育館。





”ビースト”・ニックロウは、24勝(8KO)4敗3分の27歳。10ヵ月前の最新試合では10回TKO負け。4敗のうち3試合はTKO負けという記録から、村田選手のKOが期待された。







試合は立ち上がりからコンスタントに左ジャブを飛ばし、ニックロウのガードの外側から右フックを叩き込んだ村田選手がペースを奪う。







危なげない試合運びで、ニックロウにパンチを浴びせる村田選手。

TV放送席は、KOシーンが出るのを今か今かというように待ち構えたが。







6回、偶然のバッティングで村田選手は左まぶたと頬から出血。ドクターチェクを受けた。







それでもペースは変わらない。しかし、ガードの固いニックロウ相手に、決定的場面はなかなか作れない。














いよいよ最終ラウンド。







ファン、TV放送席期待のKOシーンは訪れず試合終了。スコアは100-90が2者に、100-91。村田選手が危なげない判定勝ちで、6連勝目(4KO)を飾った。





村田選手は、「今日はペースを保って手数も出た。合格点だと思う」と試合を振り返った。

帝拳ジムの本田明彦会長は、「来年は勝負の年。今の世界のミドル級のレベルを知りたい」と、次戦は米国リングになることを明言。2015年末の世界挑戦を見据えている。

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