WBCホセ・スライマン 「お別れ会」 世界中の関係者集合 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

1975年、WBC(世界ボクシング評議会)会長に就任。以後、強いリーダーシップを発揮し、今日のWBCをつくりあげたホセ・スライマン氏の告別式(お別れの会)が、10日(日本時間11日)、メキシコシティの教会マエヌストル・セニョラ・デルソコロで行われた。
 







「お別れ会」には、地元メキシコから、そして世界各地から多くのボクシング関係者が駆けつけ、総出席者は500人以上に及んだ。

下写真、中央の列。左からJBC浦谷信彰氏、IBFアニバル・ミラモンテス、ランキング委員長、ダリル・ピープルズ会長。





写真中央(眼鏡の人物)はWBA、PABAを離脱して、新団体を設立したアラン・キム(韓国)氏。

新団体の名称は、EPBA(EURASIA PACIFIC BOXING ASSOCIATION )。        







前列、左から2人目、メガネかけた金髪女性はWBC初の女子王者、クリティー・マーチン(米)。90年代半ばから、2000年代初頭まで、ドン・キングの興行で1試合10万ドルの固定額をもらっていた。。



亀田プロモーションの海外交渉担当、リカルド・リゾ(ニカラグア出身・米在住)氏。亀田陣営と今後の件の話し合いをするために、来週日本へ行くとのこと。

下は、ミゲール・コット(プエルトリコ・左)。





アドニス・スティーブンソン(ハイチ→カナダ)と、ジャン・パスカル(ハイチ→カナダ・左)。

スレイマン氏の遺族。







WBC世界ヘビー級王座挑戦経験者で、現在もトップ10ランカーのマヌエル・チャー(独・左から2人目)。

下は元WBC世界クルーザー級王者、ファブリス・ティオーゾ(仏・右)。





スライマン氏は、WBCを世界最多の加盟国を誇る団体に築き上げた。また、15ラウンド制だった世界戦を12ラウンド制へ移行。試合での6オンスグローブの廃止、当日計量から前日計量への移行などを、他団体に先駆けて導入するなど、安全管理の面でも功績を残した。

享年82歳。

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

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