マルチネスvsガルシア 入札 WBO世界Sフェザー級 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBO世界Sフェザー級王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)と、前フェザー級王者マイキー・ガルシア(米)の対戦交渉は期限内にまとまらず、WBOは入札によってこの興行を実現させる。9月9日(現地時間)プエルトリコ・サンファンのWBO本部で行なわれる入札の最低落札価格は15万ドル(約1500万円)。


2012年9月、ミゲル・ベルトランJr(メキシコ)との王座決定戦に際どい判定勝ちを収めて王座に返り咲いたマルチネスは、現在2戦連続で指名試合を消化している。米国でガルシアと戦うことはやぶさかではないが、30万ドルのオファーに不満。


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ガルシア。


ガルシアは6月のファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)戦で、フェザー級の正規ウェイトを作れず計量失格で王座剥奪。試合には勝ったものの無冠となったガルシアは、Sフェザー級転向を示唆。WBOはそれを後押しする形でマルチネスにガルシアとの対戦を義務付けていた。


3戦連続で指名試合とはWBOも厳しい。というか、これは理不尽?。いや、財力が付く人気選手の特権ということになるのか。


ガルシアをバックアップするHBOは、同じキャメロン・ダンキン氏にマネージされる同僚ノニト・ドネア(比)が、ビック・ダルチニャン(豪)と対戦する11月16日(現地時間)、テキサス州コーパスクリスティでの興行にマルチネスvsガルシア戦を入れたい意向。


HBOもファンの期待を裏切らない試合をする選手の吟味は厳しい。それでいて予算もしっかり守るというスタイル。


2階級制覇を狙うガルシアは強さも兼ね備えている。32戦全勝(27KO)無敗。好戦的スタイルの持ち主であるマルチネス=27勝(16KO)1敗2分=との試合は、ガルシアにとってかみ合いの良いものなりそう。


さて、入札結果はいかに?。


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