山中vsニエベスvs亀田 世界バンタム級 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBA世界バンタム級正規王者亀田興毅(亀田)選手は、ラスト3ラウンドで2度のダウンを奪い同級3位の挑戦者ジョン・マーク・アポリナリオ(比)を突き放し、大差判定で7度目の防衛に成功。次なる目標、「4階級制覇」を改めてブチあげた。


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強引に2位にランクされたロベルト・バスケス(パナマ)と、敵地で2戦連続暫定王座を争い、いずれも引き分けたアポリナリオに、力の差を見せ付けた正規王者を脅かすような対戦相手は、現在のWBAランキングには見当たらない。


2度連続チャンスを貰いながら暫定王座獲得ならなかったバスケスは、次戦で3度目の正直に挑むかと思われたが、8月10日に予定される試合は以外にもノンタイトル8回戦。3年ぶりに再起、2連勝を飾っている元世界挑戦者ワルベルト・ラモス(コロンビア)が相手だが、負けるとは考えにくい調整試合。


4位は前暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)で、今年は一度リングに登場しただけ。5位ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ・29歳)=14戦全勝(8KO)=は米国を主戦場にするサウスポー。しかし狙いはIBF王座か?。


5位タビティンデーン・ナラチャワット(タイ)は、ロリ・ガスカ(比)にTKO負けしているPABA王者。7位はホセ・シュガー・サルガド(メキシコ)で、まだ世界との距離は遠い。


正規王者が真の力を試されるのは、WBA同級スーパー王者として君臨するアンセルモ・モレノ(パナマ)以外にないが、まず実現されることはなさそうですね。f^_^;


さて、WBAに続く歴史を誇るWBCが認定する世界同級王者山中慎介(帝拳)選手は8月12日、同級7位ホセ・ニエベス(プエルトリコ)を迎え4度目の防衛戦に挑むが、22勝(11KO)2敗3分の挑戦者は、WBO最新ランキングで2位に付けおり、ある意味面白い。


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WBO世界同級王座は8月1日、比国で王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)が亀田和毅(亀田)選手の挑戦を受ける。兄弟3人世界王者実現へ和毅選手の意気込みは相当なもので、無敗の王者攻略に大きな自信を見せている。


WBO1位はランディ・カバジェロ(米)。22歳の北米王者はこれまで19戦全勝(11KO)無敗。まだキャリアは浅いが着々とレベルアップを図っている。そして3位には期待の岩佐亮佑(セレス)選手で、ニエベスが抜ければ2位に上がるものと思われる。


岩佐選手もWBO王座に接近中だが、山中チャンピオンががWBO2位相手にどんな試合を見せるのか。楽しみですねェ!。('-^*)/


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