亀田興毅vsアポリナリオ 幸運児・王座奪取なるか!? | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

13ヶ月ぶりの試合(6回戦・11年12月)で、対戦相手のメナード・サラゴサ(比)が、2回終了と同時にリングからトイレに駆け込むという漫画のような結末で勝利。その勢い?で、当時の暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)の挑戦者に大抜擢され、ジョン・マーク・アポリナリオ(比)は、2012年3月発表のWBAランキングで14位に新登場。

だが、暫定王座挑戦はメキシコ入国手続きが間に合わずお流れ。しかし、比国の幸運児は直近20ヶ月で、トイレ勝ちが一つあるだけという”非アクティブ”ぶりが買われて?、12年5月、何にもしていないのにランキング3位へ急上昇。

ウーゴ・カサレス(メキシコ)、ドリアン・フランシスコ(比)に連敗後、Sバンタム級で戦っていたロベルト・バスケス(パナマ)も時を同じくして、バンタム級では何の実績もないにもかかわらず2位に躍進。これは、Lフライ級、フライ級(暫定)に続く3階級制覇達成をもくろむ、バスケスのカルロス・ゴンサレス・マネジャーの力だろう。



かくして、バスケスは3階級制覇を賭けてアポリナリオと戦うのだが、パナマ・ボクシング界の救世主として独立記念日にラッパを吹奏した頃の面影などないバスケスは、暫定王座がかかった試合で2戦続けて比国人と引き分けてしまう。

ランキング2位と2戦連続引き分けたアポリナリオは、正規王者亀田興毅(亀田)選手の目に留まり、WBA世界バンタム級挑戦者として明日のゴングを迎える。

計量をパスした挑戦者は、「6回までにKO!」と威勢がよい。この幸運児を、正規王者がどう迎え撃つのか?

7度目の防衛戦は視聴率と共に、試合内容も問われるところです。

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