WBAバンタム級王座・ スーパー、暫定 モレノ、バスケス | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBA世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)が、1年4ヶ月ぶりに防衛戦。8月17日(現地時間)、パナマシティで予定される興行では、元2階級制覇王者(暫定含)ロベルト・バスケス(パナマ)の3度目の暫定王座決定戦も行なわれる模様。


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スーパー王者の対戦相手に名前があがっているのは、WBCスーパーフライ級ラテン王者で世界同級6位にランクされるハビエル・チャコン(亜)。これまで18勝(4KO)1敗の32歳。


昨年11月、アブナー・マレス(メキシコ)が保持していたWBC世界Sバンタム級王座挑戦に敗れて以来の再起戦となるモレノだが、バンタム級で実績のないチャコン相手に不覚を取ることはあるまい。大差判定、もしくは後半のストップ勝ちが妥当なところでしょう。


かつてパナマボクシング界の救世主といわれたバスケス(30歳)。しかし今はその頃の面影もないファイトが続いている。


何の実績もないジョン・マーク・アポリナリオ(比)をランク上位に持ってきて、強引に暫定王座獲りに行ったものの2戦連続引き分けは、バスケスのカルロス・ゴンザレスマネジャーもショックだったろう。


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WBAホームページより


アポリナリオは、意味のない当時の暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)の挑戦者として、試合もしていないのに世界ランカーとなったが、入国手続きの不備で挑戦はお流れ。そのままランクに残されたアポリナリオは、何にもしないで一気に世界ランク3位まで上昇。


そんな相手に2戦連続引き分け。しかし、ここでめげる必要もないのは、さすがWBAの便利な暫定チャンピオン制度というべきか。3度目の正直は対戦相手未定ながら、きっと、何か策があるのに違いない。


どんな選手が相手になるんでしょうかねェ。


違った角度から、楽しみにしています!(^_^;)


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