ガンボア/リゴンドー 無敗のキューバ勢 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

21戦全勝(16KO)。いまだ無敗の元フェザー級王者ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)がリングを離れて1年以上が過ぎた。今年4月のブランドン・リオス(米)とのWBA世界ライト級正規王座決定戦への出場拒否に始まった、ガンボアのトップランク社との戦いは法廷へ持ち込まれている。


IBF世界Sフェザー級王者ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)への挑戦する復帰戦も予定されたが、実現に至らなかったガンボアに、新しいカムバックスケジュールがある。


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12月8日(現地時間)ラスベガスで開催されるパッキャオvsマルケスⅣ戦のアンダーカードで、フェルナンド・ベルトランJr(メキシコ)と対戦するというもの。


ベルトランJrは9月15日、マルチネスvsチャべスJr戦と同じリングで、ローマン・マルティネス(プエルトリコ)と空位のWBO世界Sフェザー級王座を争い、惜敗したばかり。WOWOWをご覧になった方はご承知の通り、解説のジョー小泉氏、浜田剛史氏の2人は、ベルトランjrの勝利を支持していた。


私もあの判定は、ベルトランJrには気の毒のように思えました。


23歳のベルトランJrは、これまで27勝(17KO)2敗の戦歴。メキシカンらしい重い左ボディを武器にする好戦的ファイター・スタイルで、プロキャリアは6年になる。


ガンボア戦が実現すれば、噛み合いのよい打撃戦が展開されそう。しかし、キューバ人のパワーが強引にメキシカンをねじ伏せると見るのが妥当か。ガンボアにとってはまたとない復帰戦の舞台。つい勝利が期待されます。


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4階級制覇王者ノニト・ドネア(比)との対戦を熱望する、WBA世界Sバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、ドネアvsアルセ戦が挙行予定の12月15日(現地時間)、同じリングで元王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)と対戦する模様。


同じリングでドネア、リゴンドーがそれぞれ勝てば、対戦の気運も一気に高まりそうで楽しみですね。


IBO世界Sバンタム級王座を獲得したサーシャ・バクティン(日本→ロシア)選手も同日試合を予定しており、元2階級王者ビック・ダルチニャン(豪)にも対戦オファーが送られている。なんとかダルチニャン戦が実現し、これを撃破し、メジャータイトル挑戦につながる事を願うばかりです。


※”ロードワーク”。たくさんのコメント、ありがとうございます。続編ありますから、お楽しみに!


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