昨年7月、アトランティックシティで下田昭文(帝拳)選手を痛烈な7回逆転KOに破り、無敗のままWBA世界Sバンタム級王座を奪ったリコ・ラモス(米)。王座獲得第1戦は、WBA同級暫定王者ギジェルモ・りゴンドー(キューバ)との王座統一戦。
しかし、初回からりゴンドーに圧倒されたラモスは第6ラウンド、ボディブロー一発でキャンバスへのばされてしまった。
屈辱の王座転落から5ヶ月。23日(日本時間24日)、カリフォルニア州スタジオシティで再起戦を迎えたラモスの対戦相手は、16戦全勝(9KO)のエフレイン・エスキュビアス(米)。
積極的に前に出るエスキュビアスに手を焼いたラモスは、規定の8ラウンドを戦い2-0の判定勝ち。スコアは78-74、78-74、76-76。再起に成功したラモスは、21勝(11KO)1敗。
また、メキシコへ遠征したWBC女子世界Lフライ級チャンピオン富樫直美(ワタナベ)選手は、同級シルバー王者エスメラルダ・モレノ(メキシコ)の挑戦を受けたが、10回判定で敗れ8度目の王座防衛はならなかった。
スコアは99-94、98ー92、97-93の3-0。富樫選手(36歳)は足掛け4年の世界王座に別れをつげた。
新王者モレノ(24歳)は、24勝(9KO)6敗。
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