井岡vs八重樫 ”史上初”王者対決・序章 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

世界ミニマム級王座統一戦。WBC同級王者井岡一翔(井岡)vsWBA同級王者八重樫 東 (大橋)。


日本プロボクシング史上初(男子)の世界チャンピオン同士によるタイトルマッチは、20日大阪ボディメーカー・コロシアム(大阪府立体育館)で行われた。5千円の自由席券を持つファンは午前中から列を成し、それは開場裏まで伸びた。


関係者が登壇し、いよいよ両選手入場。


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横浜から大阪へ乗り込んだWBA王者八重樫選手。


先頭を行くのは元世界王者の大橋秀行・大橋ジム会長。


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29歳。15勝(8KO)2敗。この試合が王座獲得第1戦となる。


ホームタウンにWBA王者を迎え撃つWBC王者井岡選手。


叔父である元2階級制覇王者の井岡弘樹会長、実父の井岡一法プロモーター&トレーナ-に挟まれリングイン。


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BOXING MASTER/ボクシング マスターBOXING MASTER/ボクシング マスター-ペアセット メキシコ


23歳。9戦全勝(6KO)。これが3度目の防衛戦となる井岡選手。


両選手入場を前に、WBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)選手、WBC世界フェザー級王者粟生隆寛(帝拳)選手。井岡会長とLフライ級王座を争った(1勝1敗)元王者 柳 明佑(韓国)氏、元バンタム級&Sバンタム級王者 洪 秀煥(韓国)氏が紹介された。


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左は真正ジム山下正人会長。


下写真は六島ジム枝川会長(中央)と後援者。その前にK-1の角田信朗氏。


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勝又ジム・勝又会長夫妻。


ボクシング歴10年の千原ジュニアさん、”カリスマ”・辰吉丈一郎氏。そして、辰吉に勝った男、薬師寺保栄氏のTBSゲスト陣。


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ケミストリー川畑氏が、日本国国歌『君が代』を独唱。


TV放送席は、元世界王者の鬼塚勝也氏、内藤大助氏。


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米国人ジャッジ、カルロス・スクレ氏。


タイからやって来た、アネク・ホントンカム氏。


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東京からやって来たジャッジ、杉山利夫氏。


そして、第1ラウンド開始ゴングが鳴った。


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初回。八重樫選手の右が井岡選手を襲った。


ア10-9、杉9-10、ス10-9。ジャッジ2者が八重樫選手優勢とした。


第2ラウンドも八重樫選手の強いパンチが井岡選手を抑えた。しかし、左目上は早くも大きく腫れ上がっている。


ジャッジ全員が八重樫選手優勢とした。


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第3ラウンド。井岡選手もシャープな右ストレートで反撃。


3人のジャッジはそろって井岡選手にポイント。


4回、前に出る八重樫選手を早い左ジャブでとめる井岡選手。ボディブローも良い。


ア9-10、杉10-9、ス9-10。ここまでの公開採点は、ジャッジ全員が38-38のイーブン。


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第5ラウンド。両選手、リング中央で激しい打ち合い。


八重樫選手は右目上の腫れも目立ってきた。


ジャッジ全員が八重樫選手のポイントとした。


試合はいよいよ後半戦を迎える。  続 く →井岡vs八重樫 壮絶なる死闘!世界ミニマム級王座統一戦


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