西岡利晃(帝拳)選手が名誉王者となったWBC世界Sバンタム級。新しいチャンピオンは、前IBF世界バンタム級王者アブナー・マレス(メキシコ)と、WBA世界フライ級、WBO世界バンタム級暫定王者エリック・モレル(プエルトリコ)の間で争われる(4月21日)ことが決まっているが、誕生する新王者への挑戦者決定戦も行なわれる。
マレス。
現在1位にランクされるシンピウェ・べチェカ(南ア)は、昨年7月メキシコでジョバンニ・カロ(メキシコ)と挑戦者決定のファイナルマッチを戦い判定勝利。以後、挑戦の機会を伺い待機中であったが、もう一度、挑戦者決定戦のリングに立つ。
4月14日(日本時間15日)メキシコで新たに開催されるWBC世界Sバンタム級挑戦者決定戦ファイナルは、ぺチェカと同級2位ビクトル・テラサス(メキシコ)の組み合わせ。
昨年11月、元3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)に勝って名前を売ったテラサス(29歳)は、32勝(18KO)2敗1分。2010年10月、関本純太(勝又)選手に6回TKO勝ちしている。人気王者サウル・アルバレス擁するカネロ・プロモーションから離れ、モンティエル戦に継ぐチャンスを掴んだ。
テラサス。
べチェカが長谷川穂積(真正)選手のバンタム級王座挑戦に失敗したのは、もう5年も前になる。170センチの長身と速い足を持ったべチェカは、やりにくい選手だ。31歳。23勝(13KO)1敗。
果たして挑戦権を掴むのはどちらか。
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