先週末はトルコ・トラブゾンへ出かけた山田純夫氏。ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)らを擁する、アーメッド・オーナープロモーターの招きに応じてのものである。メインはWBC世界ウェルター級シルバータイトルマッチ12回戦。
地元の王者(世界2位)セルチュク・アイディン(トルコ)=22勝(17KO)無敗=が、同級5位イノ・ダン・イオン(ルーマニア)=29勝(16KO)1敗=とのリターンマッチに挑んだ。
試合は初戦同様初回からチャンピオンが、長身サウスポーの挑戦者を倒す展開。
しかし、ダウンから立ち上がった挑戦者は反撃開始。
ライバル心むき出しの激しい戦いが始まった。
唯一の敗戦を喫しているアイディンへの雪辱に燃える”Jo Jo Dan”イオン。
両選手の身長差は10センチ。
激しいペース争いが続く。



第11ラウンドに2度目のダウンを奪った王者だが、最終ラウンドは減点1。

試合終了と共に、勝利をアピールする挑戦者陣営。
地元の王者も高々と両手をあげ勝利を確信する。



判定は、113-112、113-112、115-111の3-0で王者アイディン。試合後、敗者はアゴの故障が判明している。
レフェリーはイヤホン付きマイク装着でこの試合を裁いた。
ウェルター級戦、Lヘビー級戦と、レフェリーの言葉が問題となった試合が続いた後だけに、これは進歩。よい試みだと思います。
ヒゲをはやし、左手の拳を握るのが、トルコ人のアーメッド・オーナープロモーター。ちょっと太ったか?(^_^;)
トルコの星アイディンは、フィロイド・メイウェザーJr(米)、デボン・アレキサンダー(米)の名前を挙げ、対戦希望をアピールしている。
深く感謝です! →
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