長谷川vsブルゴス 雌伏1年 HBO PPV | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

昨年11月26日名古屋で長谷川穂積(真正)選手と、空位のWBC世界フェザー級王座を争ったファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)は、26戦目にして初の黒星を喫した。次戦からSフェザー級に転じたブルゴスは、12日(日本時間13日)のパッキアオvsマルケス戦のリング登場のチャンスを得た。


WBO世界Sフェザー級2位にランクされる、19戦全勝(15KO)のルイス・クルス(プエルトリコ)相手に、一歩も引かない激しい試合を演じ、ブルゴスは見事な勝利を挙げた。


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肩にかけるのはWBO北米王者のベルトと、もうひとつはWBCのシルバーベルトでしょうか。


「やったぞ!」の感激の面持ちの勝者を移すTVカメラの背中には、”HBO PPV”の文字。


MGMの大舞台で、”HBO PPV”ファイト。


これは、4月に王座を失った長谷川選手の夢でもある。


勝手な憶測だが、長谷川選手に敗れたブルゴスが、目立つ舞台で大きな勝利を挙げてくれたことは、長谷川選手の価値をも上げ、夢へも近づけてくれたように思う。


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12月17日、神戸でフェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)と戦う長谷川選手は、「自分自身との戦い」だと公言している。そして、「ボクシングを楽しんで出来るかどうかが最大のテーマ」と続けた。


ブルゴスは頑張った。進歩していた。「まだ若いから」。確かにそうでもある。


心若く、プライドを消し去るボクシングが出来た時、長谷川選手は復活するだろう。


頑張ってもらいたいですね!


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