亀田ｖｓデラモラ 挑戦者頑張る！WBAバンタム級戦 。試合はいよいよ終盤の第１０ラウンドに突入。
王者亀田興毅（亀田）選手の硬いブロックもなんのその、挑戦者デビット・デラモラ（メキシコ）は多彩なブローを打ち込む。１０回は挑戦者が取った。
１１ラウンドも手数の挑戦者に対し、待機戦法から強いパンチを打ち込むチャンピオンという展開。
ジャッジ２者はデラモラ優勢としたが、採点は割れている。
試合はついに最終ラウンドを迎えた。
そして、チャンピオンは意地の攻勢を見せた。
最終回はチャンピオンのラウンド。
挑戦者はよく戦った。強打は無かったが、手数と多彩なブローは素晴らしかった。
オフィシャルのスコアが発表される。
ドゥカン（パナマ）１１４－１１３、スクレ（米）１１５－１１３、プラヤドサブ１１５－１１２。
僅差ながらジャッジ３者は揃って亀田選手を支持。
うれしい２度目の王座防衛に成功した。
ラウンドガールを務めた熊田曜子、手島優、杉原杏璃の３人が興毅選手を祝福。
思わず顔もほころぶチャンピオン。
亀田３兄弟。
１２月の”亀田祭り”で３人は同じリングに上がる予定。Ｖ３戦を予定する興毅選手。次男大毅選手は２階級制覇を目指す戦いとなりそう。現在のランキングはＷＢＡ世界Ｓフライ級１位。この夜新王者となった清水智信（金子）選手への挑戦が期待される。
「キャリアを積みたい」という三男和毅選手は、ＷＢＡ世界バンタム級５位までランキングをあげてきた。今月２４日（現地時間）メキシコで対戦するのは、元世界挑戦者（名城信男（六島）に判定負け）エデュアルド・ガルシア（メキシコ）。果たしていつ世界獲りに動くのか。こちらも興味深い。
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