WBC世界ミニマム級チャンピオン井岡一翔(井岡)選手の初防衛戦は、最強の挑戦者同級1位フアン・エルナンデス(メキシコ)相手の指名防衛戦。10日後楽園ホールは緊張の中で、試合開始ゴングを待った。
自信満々でリング登場のエルナンデス。24歳。
18勝(13KO)1敗。1年以上世界ランク1位に座る挑戦者は、ここ5年間負けていない。
赤コーナーから登場のチャンピオン井岡選手。
22歳。プロキャリア2年。7戦全勝(5KO)
叔父の井岡弘樹会長、父一法氏、イスマエル・サラス氏の井岡陣営は、「大変うまくいってますよ」。
緊張の中、第1ラウンド開始のゴングが鳴る。
オーランド・アモレス(パナマ)を髣髴させるリズミカルなフットワークから放たれる左は威力十分。そして、右アッパーも鋭い。噂にたがわぬ好選手だ。
必至の形相でチャンピオンもスピード十分の左ジャブを打ち返す。
しかし、挑戦者も強気だ。
試合は激しい先手争いが繰り広げられる。
王者のあごをめがけて飛んでくる右アッパーは怖かった。
しかし、王者はガードをしっかり上げ前へ出る。
最初にじれだしたのはエルナンデスの方だった。 = 続 く → V1 井岡一翔 vs最強エルナンデス
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