V2ロマゴン 次はラスベガス vsサラド | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

すっかりメキシコを主戦場としているWBA世界Lフライ級王者ローマン・”チョコラティート”・ゴンサレス(ニカラグア)は、16日(現地時間)マルケス兄弟と同じカンクンのリングに登場。オマール・サラド(メキシコ)の挑戦を受けた。

日の丸入りのガウンとトランクスで入場のチャンピオン。ベルトを持つのは、マネジャーのシルビオ・コンダード。









31歳のサラドはフライ級から1階級落として2度目の世界挑戦。

ここ2年間で僅かに3試合戦ったのみ。そのうち2敗はTKO負けという挑戦者。8ヶ月ぶりのリングに不安を感じさせる。

試合開始ゴング。

いきなりゴンサレスの左フックを喰らったサラドはバランスを崩しダウン。









立ち上がったものの、またしても王者の左フックで挑戦者は2度目のダウン。

何とか初回KOは逃れたサラドだが、前途多難な立ち上がり。







第2ラウンド。挑戦者も必死の抵抗だが、王者は余裕を持って交わす。

3回も王者が攻勢。

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前半戦4ラウンドを終わり、余裕のゴンサレス。





第5ラウンド。右目上をカットした挑戦者はドクターのチェックを受ける。

サラドはいよいよ苦しくなって来た。





第6ラウンド。ゴンサレス優勢。挑戦者の抵抗は王者を脅かすまで至らない。

そして迎えた第7ラウンド。

サラドはこの試合3度目のダウン。







よく立って来た挑戦者だが、王者は一気の猛攻。連打にさらさせるサラドを、ベテランのフリオ・セサール・アルバラード(パナマ)主審が救って試合終了。

TKOタイム第7ラウンド48秒。







これで24歳のチャンピオンは、29戦全勝(24KO)。

10月1日(現地時間)に予定されるV3戦はラスベガスのリング。

ゴンサレスは米国で軽量級旋風を巻き起こすことが出来るだろうか。大いに楽しみですね。


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