前ＷＢＣ＆ＷＢＯ世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル（メキシコ）は、６月２５日（現地時間）メキシコ開催されるウンベルト・ソト（メキシコ）ｖｓ佐々木基樹（帝拳）の、ＷＢＣ世界ライト級タイトルマッチと同じプログラムで再起戦に挑む。
対戦相手は未定だが、Ｓバンタム級での試合となる。２月１９日、ノニト・ドネア（比）に痛烈な２ラウンドＴＫＯ負けしてから４ヶ月。３２歳の元３階級王者は、４階級制覇を目指す。
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ＷＢＯ同級王者ホルへ・アルセ（メキシコ）は、フェルナンドの実父マヌエルがチーフを務める、チーム・モンティエルがサポートしており対戦はない。ＩＢＦ王者タカラニ・ヌドロプ（南ア）。ＷＢＡ王者は下田昭文（帝拳）選手。
下田選手は米国で予定されるＶＩ指名戦に勝つと、次は前王者プーンサワットとのリマッチが予想される。そうなると、今秋、米国で防衛戦が予定されるＷＢＣ王者西岡利晃（帝拳）選手にとって、モンティエルは願ってもない対戦相手。
しかし、その前に”チーム・モンティエル”・アルセとの王座統一戦も浮上してきそうですね。
また、アルセに王座を追われたウィルフレッド・バスケスＪｒ（プエルトリコ）も、西岡選手にとって面白い挑戦者。シニアと戦った葛西トレーナーの無念をはらす為に、チャンピオンは張り切るだろう。
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契約問題がこじれ、試合スケジュールが見えてこないバンタム級王者ノニト・ドネア（比）だが、バンタム級王座統一。その後、Ｓバンタム級転進の意思は固い。
気になるＩＢＦ同級タイトル戦は、８月１３日（場所未定）に仕切り直しが決まった。プロモートは、ドン・キングとゴールデンボーイ・プロの共催となっている。王者ジョセフ・アベコ（ガーナ）ｖｓ挑戦者アブネル・マレス（メキシコ）戦勝者と、ドネアの王座統一戦はすんなり決まるのか？
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Ｓフェザー級制覇まで視野に入れるというドネアだが、今年１１月には２９歳を迎える。モンティエルが再起する中、ここで無駄な時間浪費は避けてほしいと願うファンは多い。
モンティエル以外のバンタム級王者をもなぎ倒すようなら、ドネアの強さは本物。それを観たいのがファン心理。大いに期待して待ちたいですね。Ｓバンタム級には二人の日本人王者がいるのですから。
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