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そんなローズの前に立ちはだかる指名挑戦者は、世界同級1位ルーベン・オリバレス(メキシコ・21歳)。ローズへの挑戦が決まった時のレコードは、50勝(49KO)1分。この犠牲者の中には、ジョー・メデル(メキシコ)、桜井孝雄(三迫・世界7位)選手、牛若丸原田(笹崎・世界9位)選手らも含まれる。
2回に一度は世界1位選手との対戦は避けられなかった時代。理由をこねて、対戦回避の姿勢を見せたら最後、伝家の宝刀”王座剥奪”の電報がコミッションに舞い込む。
ローズ4度目の防衛戦。最強の挑戦者オリバレスを迎えての戦いは、1969年8月22日オリバレスのホームタウン、イングルウッド・フォーラムで開催されることが決まった。
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ローズのファイトマネーは破格の10万ドル(3,600万円)。人気者オリバレスにも、普通のチャンピオン並の3万ドル(10,080万円)が支払われた。この注目の大一番は、プロモーターの読み通り、フォーラムに1万8千人の大観衆を呼び込んだ。
「9回までにローズを倒す!」
オリバレスは試合前、そう豪語し、自信満々。強打のメキシカンといえば、貧困から這い上がったハングリー・ボクサーというイメージが強いが、オリバレスはそうではない。富裕な建築家の息子として何不自由なく育ったのはいいが、わがままで喧嘩っ早い性格。
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そして喧嘩はめっぽう強かった。たまりかねた父親がジムへ連れて行ったのが、ボクシングを始めるきっかけとなっている。18歳の誕生日を目前にプロデビューを果たした男は、対戦相手を倒しまくる。得意のパンチは左フック。アッパーも交えた、左だけの強烈連打は大迫力。
「奴と打ち合って勝てる者はいない」
オリンピック金メダリストの桜井選手をして、そう言わしめたオリバレス。不思議な運を持った男ローズは、果たしてどんな戦いを見せるのだろうか。
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試合が互角に運んだのは初回の3分間だけ。これとて、オリバレスがチャンピオンの様子を伺っていたからに他ならない。第2ラウンドが始まるや、オリバレスの強打が牙をむく。この回後半、挑戦者得意の左フックが命中すると、王者はマウスピースを飛ばされダウン。
口の中を切り、左目にもダメージを追ったローズだが、3回、4回は必至の防戦に務める。しかし、ペースを握ったオリバレスは決してあわててはいない。「いつでも料理出来るさ」といわんばかりである。
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第5ラウンド。右をリードパンチに使い、強烈な左ロングフック。ローズは再びキャンバスへ沈む。瞬く間に2度のダウンを奪ったオリバレスは、立ち上がったローズに容赦ない連打を上下に見まう。
最後は左フック。膝から崩れ落ちたチャンピオンを見て、ラリー・ロサディラレフェリーはすかさず試合終了を告げた。5回2分24秒KO。軽業師ローズもオリバレスの強打の前にはひとたまりもなかった。
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「俺は9回までにローズを倒すことにしていた。9回までに倒すのに、なぜ15ラウンドも練習することがあるのかね」
「ローズには感謝している。僕の挑戦を受けてくれて、ありがとう」
新チャンピオンは、大変な自信家である。れんしゅうを スポイルすることも珍しくないという。しかし、このニューヒーローには、”黄金のバンタム”エデル・ジョフレ(ブラジル)以上との評価がささやかれ始めていた。51勝(50KO)1分。
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もしも、我らがファイティング原田選手が王座に君臨し、オリバレスと戦ったならどんな試合になったのだろうか。ジョフレvs原田戦が再現されたか、それともまだ負けを知らないオリバレスの強打が炸裂する?
世界バンタム級王座は、怪物”KOキング”オリバレスの時代に突入する。
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