WBCウェルター級新王者オルティス ベルト授与! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBC世界ウェルター級の新王者ビクター・オルティス(米)のベルト授与が行われた。

オスカー・デラホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションの秘蔵っ子オルティスは、去る16日、不利の予想を覆し、無敗の王者アンドレ・ベルト(米)を3-0の判定で破り、念願の世界王座を獲得。


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WBCスレイマン会長の祝福を受ける新王者。

オルティスの背後で世話を焼くデラホーヤ社長もうれしそう。

プロデビューから7年。24歳のオルティスは29勝(22KO)2敗2分。2年前、オルティスの為に組まれたようなWBA世界Sライト級暫定王座決定戦で、マルコス・レネ・マイダナ(亜)に、倒し倒されの末に6回逆転TKO負け。世界は遠のいた。

前哨戦となったSライト級世界ランカー、レイモント・ピーターソン(米)戦も、ダウンは奪ったものの分の悪い引き分け(0-1)。厳しいと見られていたベルト戦だったが、互いに倒し合う接戦をものにした。


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メキシコの大手ビール、コロナのリングガール(ラウンドガール)を交え、向って左から順に、黄色いジャケット姿はLフライ級王者ケブ・バースのプロモーターのぺぺ・ゴメス、デラホーヤ、オルティス、スレイマン会長。Lフライ級挑戦者エルナンデスの共同プロモーター、サルバトーレ・ブリマンとドクター・ファウスト・ガルシア。 

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下写真は途中で紹介を受けてグループ加わる、スレイマン会長の息子でWBC事務局長格のマウリシオ・スレイマン。4月9日の神戸のトリプルヘッダーで立会人を務めた。その隣はちょっと見にくいが、オルティスのマネージャー、ローランド・アレヤーノ。フェルナンド・バルガス、ブレンダン・リオスも擁する。




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オルティスのスピーチをデラホーヤ社長も頼もしげに見つめる。

まだ24歳のオルティス。ここまで、決して平坦な道のりではなかったが、緑のベルトを護っていけば、更なるビッグマッチが用意されるだろう。今後に期待。

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