大橋秀行JPBA会長談話。
「メリット、デメリット両方がある。簡単に決まる話ではない」WBOとIBFへの加盟可否全国審議へ・・・日本プロボクシング協会(スポーツ報知)
「IBFとWBOの問題はきょう初めて出た問題なので雑談程度だった。ただこれは難しい問題なので、今すぐにどうこうなるものではない。これから皆さんの意見を聞いていきたい」IBFとWBO団体認可協議へ(デイリースポーツ)
西日本協会からの議題が提出されるに至った原因のひとつに、未公認団体への人材流出の歯止めがある。
関西リングでは、前WBA世界Sウェルター級暫定王者石田順裕(金沢)選手が、「今のジム所属で試合をするつもりはない」石田、海外で現役続行も...メキシコから帰国(スポーツ報知) と微妙な発言。
関西リング、最近の流れは・・・・。
ミニマム級でWBC、WBA暫定王座を獲得した実績を持つ高山勝成 (27歳・元鍵本エディ→Gツダ→真正)選手は、残る二つのメジャータイトル公認団体IBF、WBOのベルトを獲得したいと、JBCへ引退届けを提出。海外リングへ活動拠点を移した。
南アフリカで行われたIBFミニマム級王座挑戦者決定戦に勝利した高山選手は、IBF同級1位にランクされ指名挑戦の時を待つ。
WBO世界Sバンタム級5位にランクされる山口憲一 (30歳・元大阪帝拳)選手は、「昨年4月で日本ボクシングを卒業しました」で、現在は海外へ試合の拠点を移し世界王座を目指している。
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関西リングからは上記2選手に加え、”難波のジョー”元世界バンタム級チャンピオン辰吉丈一郎(元大阪帝拳)選手が、国内復帰期限を越えた08年10月にタイのリングへで再起。ボクシング界に大きな波紋を広げた。
09年3月、復帰2戦目もやはりタイ。19歳のサーカイ・ジョキージムと対戦した元王者は、いいところなくタオル投入の7回TKO負け。辰吉選手には限界説が聞かれた。7ヵ月後、来日した”辰吉に勝った男”サーカイのリング禍は、世間に衝撃を走らせた。
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本格的和製ヘビー級として期待され、米国で日本非公認のWBF(世界ボクシング基金)クルーザー級王座を獲得した西島洋介山(元オサム)選手は、JBCへ『退職届』を提出し日本リングと決別。自身の強い希望を通し米国へ活動拠点を移していった。
西島洋介vsK-1・JBCライセンス問題
日本→米国。一度は日本リングを離れ、逆輸入された特例はバズソー山辺(下写真)選手でした。亀田問題・譲渡契約・バズソー山辺の場合
JBCの定める37歳定年ルールが変更されたのは、西澤ヨシノリ(元ヨネクラ) 選手の現役への拘りから。”37歳を超えたボクサーは、現役王者、またはタイトル戦が内定している選手以外は無条件で引退”が、”日本・東洋・世界タイトル獲得もしくは世界タイトル挑戦経験者、及び現役世界ランカーは、37歳を過ぎても条件付で現役続行を認める”に変わった。
札幌の人気ラーメン店”狼スープ” の店主鷲見 健 さんと知り合ったのは、HAWAIIカカアコジムへの合宿相談から。長期合宿は無理と判断した鷲見さんは、協栄ジムへスパーリングへやって来た。
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パートナーは瀬藤幹人選手。まァ、かなりボコられたようであるが、「いい経験になりました」と北海道へ帰っていった。上写真は6月の瀬藤戦後、札幌旅行の際に狼スープを訪ねたラーメン好き笛木 亮 選手。
そして、鷲見さんから驚きの報告を受ける。09年夏、タイへ渡った鷲見さんはプロデビューを戦を白星で飾ったというのだ。しかも、これだけではない。なんと店をたたんで再びタイへ渡り、「燃え尽きていない自分」を完全燃焼させるという。
「狼スープ」リングに転戦 タイへ(マイタウン北海道)
34歳の勇気ある大挑戦。ただただ、凄いというほかありません。頑張ってほしいですね。
IBF、WBO。両団体とも力をつけ、今やWBA、WBCと立派に肩を並べるまでに成長した。IBF設立時、JBCは受け入れを拒否。韓国では節操のないIBF世界タイトル戦が数多く繰り広げられた挙句、ニセ者挑戦者事件が発覚。韓国ボクシング界は一気に没落していった。
比国、豪州はどちらも積極的。タイも何でもありである。したがって、OPBF(本部日本)はもうひとつの日本ランキングになりつつある。
IBF、WBOのJBC加盟。世界タイトル挑戦の機会が増えるということであり、フリー選手の王座挑戦は認められなくなるということになる。
現在、正当な理由のないWBA暫定タイトル戦の日本開催が容認されていないことには賛成です。IBF、WBOへの加盟がタイトル戦乱造へ繋がるとの警戒がありますが、これは挑戦者の質ということになる。これは難しい問題です。
ボクシングはその日、その時の一発勝負だけに、意外と思われる結果も起こりえる。
ファイティング原田(笹崎)選手のフライ級王座挑戦は、王者が勝っても防衛として認めないという変則世界戦。原田選手はフジTVの立てた矢尾板選手のピンチヒッターであったし、最新のチャンピオン 李 冽理(横浜光)選手も、Sバンタム級での実績はなかった。
とにかく、”ファンあってのプロボクシング”。ここは、全国のボクシングファンの皆様からの意見をも取り入れ、プロボクシング界発展に役立ててほしいと思います。大橋会長の手腕に期待。