リナレスvsチャベス・3階級制覇へ! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

10月24日(日)東京両国国技館。WBCフェザー級、WBAスーパーフェザー級の2階級を制した元王者ホルへ・リナレス(帝拳)選手は、セミファイナルに登場。やはり元2階級王者のへスス・チャベス(メキシコ)との10回戦に挑んだ。

西岡vsムンロー・V5スピードで完勝!






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初回からスピードの差は歴然。リナレス選手が圧倒する。

来月38歳の誕生日を迎えるチャベスは何もできない。ライト級王座を失ったのは07年3月。09年はカツディス、ディアス、ソトと強豪相手に3連敗。この日が10ヶ月ぶりのリングとあっては仕方ない。







リナレス選手はスピードを活かしたボクシングで危なげなく試合を試合を進める。

短く振りぬく左右アッパーも効果的だ。

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4回を終了して肩の負傷を理由にチャベスはギブアップ。

試合はあっけない幕切れとなってしまった。

会場からは、「もっと見たかった」の声が届いた。




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勝者は、噂されたWBA世界Sフェザー級王者内山高志(ワタナベ)選手への挑戦は否定。来年のライト級王座挑戦を明言した。

快勝リナレス「3階級狙う」/ボクシング(日刊スポーツ)
リナレス3階級制覇宣言!4回TKOに「素晴らしい試合」(スポーツ報知)

将来はウェルター級まで上げ、5階級制覇を視野に入れるリナレス選手の次戦は米国が有力。どんなタイミングで、どの王者に挑むのか。楽しみです。