3月27日有明コロシアム。WBC世界フライ級王座統一戦。亀田興毅(亀田)vsポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)戦のアンダーカードには、協栄ジムのダンディ佐藤選手が出場。
「何で協栄の選手が出てるんですか?亀田に」
「そりゃあ、大竹スタイルだよ」(~~)
「プロモーターは宮田さんだからね」(~~)
ようやく納得のTBSの解説を務める元世界王者佐藤 修 氏。
「話が来ればどこでも出すよ」が、協栄ジム大竹マネジャーのスタイル。ピンチヒッター引き受け率も、相当高い。(~~)
午後3時、有明コロシアム。
「林さん(マッチメイカー)、前座選手の控え室はどこですか?」
「トイレですよ。トイレ」(~~)
・・・・?。・・トイレ?。
トイレマークと共にダンディ佐藤(協栄)選手の名が書かれた張り紙が確かにある。隣は亀田興毅選手の控え室。
ふと思い出す。具志堅用高(協栄)選手の世界王座挑戦者ティト・アベラ(比)が、フラッシュ・エロルデトレーナーに引率されて協栄ジムで練習する際、トイレでの着替えをエロルデが命じたことを。
世界戦三つもあるし、前座だからなァ。
しかし、これが思いの他快適であった。トイレの奥にはシャワー室、ロッカールーム。ここにテーブルと椅子が用意されていた。十分過ぎるスペースである。
ウォーミングアップする佐藤選手。椅子に座り見守る大竹マネジャー。
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トイレは忙しい。
引きもきらずいろんな方たちがやって来る。JBC、TBS、ボクシング関係者などなど・・・。
ミニマム級挑戦者黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手が入って来た。何でこんなところにいるんですかと、驚いた表情。
「今日で人生変わるぞ!坂田とやった苦しい練習思い出してチャンピオンなれよ!」
それにしても黒木選手惜しかったですねェ。終わってみれば、後1ポイント。しかし、1ポイントの重みを知ったことは、今後の黒木選手の大きな力になると思います。
タイ関係者も思いがけず、大竹マネジャーを訪れる結果となる。
重鎮ウィラット氏と旧交を温める。暫定王者ポンサクレックも歩み寄って来た。タイ式の挨拶はにこやかだが、気合十分で落ち着いている。
「自信満々だなァ」
17時第1試合スタート。5分前には入場口に集合。対戦相手も同じ場所で待機することになる。同じ通路を歩む。
「お世話になります。よろしくお願いします!」
「寒くて申し訳ないですねェ」(^^)
「会長、ボウシ、ボウシ!」(^^)
「ア~、忘れてましたァ」(~~)
宮田会長、いつもの黒いボウシかぶっていませんでした。(~~)
メンズエステ・ダンディハウスに勤務する佐藤選手(写真)。プロ2戦目。今日は勝ちたい。対戦相手の清水裕治(宮田)選手は、今日がデビュー戦だ。
「こんなところでやれて幸せだなァ。今日負けたら、”キャンディ”にしちゃうぞ」(~~)
「相手、小さいから下がったらダメだよ。いいか、絶対下がるな!」
大竹マネジャーの指示にうなずき、試合開始のゴングは鳴った。両選手、リング中央へ。と・・・・・。
「何だアイツ、最初から下がってるじゃないかよ」(~~)
「話がぜんぜん違うよ」
グイグイ前に出て来る清水選手。
そこへ佐藤選手の右ストレートがカウンターとなってヒット、両選手もつれたがダウンの宣告。ダンディ右手を上げる。スタンドからは、「いいぞダンディ!」の声援。
試合再開。また下がる。タイミングあっちゃうぞと思った矢先、下がる佐藤選手に清水選手の右ストレートがドンピシャで炸裂。下がってる分、勢いよく後ろへ落下、後頭部を打つ怖い倒れ方。アッという間の逆転KO負け。
佐藤選手は大事に至らず医務室からしっかり歩いて帰った。しかし、一時的な記憶喪失。
「何回で負けたんですか?」
「ダウン取ったんですか?」
「な~んにも覚えてないです」
「お前、もしかして、ロッカーの暗証番号も忘れた?」(^^)
カチャ、カチャ・・・・・。
「あれ~、ダメです」
「うわ~、やべェ~」
「先、帰るからな。頑張れよ。"キャンディ”」(~~)
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