「良かった。良かった。青コーナーで全部勝つのは気持ちいいねェ!」(~~)
16日後楽園ホール。協栄ジムから3人の選手が青コーナーから登場し、いずれも勝利を収めた。
「ジャッジ・・・、57-56、青コーナー大沼」
「ヨシ!」
「でも青から来ると、最近ヤバイヨ」
「ジャッジ・・・、58-56、赤コーナー営楽」
「エッ、58?」
「なんだそりゃ」
「ジャッジ・・・、58-55」
「55?」
「青コーナー大沼」
「アッ~、よかったビックリさせるなァ」
大沼弘宣(協栄)選手は、強打の営楽彰一(帝拳)選手と対戦。初回からサウスポー大沼選手のペースで試合は進んでいたと思うが、5勝中4つのKO(2敗)を誇る営楽選手の強打を浴び、アッサリとダウンを奪われてしまう。
「残り全部とれば勝てるから大丈夫」
数当てる大沼選手と、時折重そうな右をボディに打ち込んでくる営楽選手。55はダウンしたラウンド以外全て大沼選手が押さえたことになる。そんなジャッジもいて、片や58。後楽園ホールの6回戦でもこれだけ割れる採点の基準性は、やっぱり?ですねェ。
【プロボクサーの減量はこれ!軽い・動きやすい・歴史あるミズノ減量着】
★2月20日(土)坂田健史・世界タイトル前哨戦チケットb発売中!(送料無料・プレゼント付)
第2試合出場は日本ウェルター級2位加藤壮次郎(協栄)選手。対戦相手は約6年ぶりのカムバックとなる中村尚平太(八王子中屋)選手。10勝を挙げている中村選手であるが、ブランク明けということでこの試合は6回戦。
加藤選手の現在のランクは、八王子中屋ジムのチャーリー太田選手から奪ったもの。6年ぶりで加藤選手に挑戦して来る中村選手に賭ける期待は、ポスターのカラー写真を見ても伺える。
狙われた日本2位はどんな試合を見せるのか。
「余計な傷作っちゃって」
「ちょっと大きいからポイント取っといた方がいいぞ!」
カムバックへ向け1年間みっちりトレーニングして来たという中村選手だが、やはりブランクの影響だろう。変則の加藤選手はいかにもやりずらそう。日本王座挑戦へ意欲を燃やす加藤選手は、無難な戦いぶりでジャッジ3者がすべてフルマークの判定勝ち。
「もうこれでいいんだろ」(~~)
「タイトルマッチやりたいです」
「まだ37(定年)まで時間あるからな」(~~)
加藤壮次郎。 ★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
3人目は前戦日本ランカー奈須勇樹(角海老宝石)選手を5回TKOに降している白石豊土(協栄)選手。対戦相手は、大塚隆太(18鴻巣)選手、7勝(1KO)2敗1分。
「直接白石で来たからな。自信あったんだろうなァ」
赤コーナーから入場する大塚選手の赤いノボリが物凄い。大変な数の応援団である。
さて、狙われた白石選手はどんな試合を見せてくれるのか。試合前のアドバイスは、「楽しようとしないで、しっかりやってくれよ。せっかく練習して来たんだから。頼みますよ」(~~)
「最初から行きます」
「じゃあ、4回でスタミナ全部使うつもりで行けよ。それだけやってるんだから」
★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
オッ、今日は言葉通りやってるな。試合開始ゴングと共に前進。いい調子でパンチを繰り出している。初回から忙しいペースで仕掛けられ、困惑した表情を見せる大塚選手。
「あれだけ下がると、すぐ疲れちゃうよ」
初回2分過ぎにはダウンを奪った。今日はしっかりやっている。
「ヨシヨシいいペース、このまま行けよ」(~~)
大竹マネジャーも機嫌がいい。
2回も同じ展開。最後は相手の右ストレートにショートで右を合わせた。いつも坂田選手にやられてるパンチ。ひざから崩れた大塚選手。福地レフェリーは即座にストップを宣言。2分44秒TKO。
★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
「ヨシ、よくやった!」
「来週からまた坂田に殴られなくちゃいけないな」(~~)
「ハイ」と言いつつも苦笑いの白石選手でありました。
メキシコ遠征の話もある白石選手。気持ちしっかり、切れることなく、坂田先輩を見習い頑張ってもらいたい。
白石豊土。 ★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
「坂田見てて何にも感じないのかなァ」
もう、そう言われない様にネ。頼みますよ。(~~)
毎日の”励み”に、応援よろしくお願い致します→ 完全無添加の発毛・育毛ミスト[M-1] 【TOP】 【目次】