開会に際し、去る3月に亡くなられた 辻 昌建(帝拳)選手のご冥福を祈り、出席者全員が起立し黙祷を捧げた。
約2時間半の講習会は、出席者に無償配布されたセコンドマニュアルの活用法を持って終了。セコンドマニュアルは次の4章からなる。
第1章 セコンドの職務とその責任
第2章 健康管理
第3章 減量とコンディショニング
第4章 試合に臨むにあたって
第2章5項3 コミッションドクター。これはJBCルール第62条コミッションドクターの項が列挙されている。
4項。コミッションドクターは次の各号に定める”義務”を負う。
その6。「試合中、ボクサーに試合を続行させることが適切でないと判断した場合、レフェリー及びJBCに試合中止を勧告すること」
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3月の死亡事故以降、コミッションドクターにも試合ストップの権限を与える事を検討課題としているJBC。ドクターが試合中止を勧告することは、”義務”と明記されている。
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昨日の夕刊フジに格闘技ジャーナリスト片岡 亮 氏が、今月5日北九州市興行で起こった、プロボクシング界で”ヒヤリ”とする失態に付いて記事をまとめられている。
日vsタイ戦・ドクターストップ勧告無視!?
『僕が取材した結果(関係者にビデオ確認もして頂いた)では、セコンドが勧告を聞きながら「あともう1ラウンドだけ」と送り出したのは事実です』
<拳論>
『4ラウンド終了後、ドクターが試合ストップを勧告したが試合続行されてしまった』
「物が二重に見える」
4ラウンド終了後、土生選手はそう訴えていたとある。
5回タオル投入でKO負けした土生選手は、意識を失って救急車で病院に運ばれた。すぐに回復し、今は元気であるのは幸です。
記事の主眼は、”死亡事故を二度と起こさぬ為に”と、表されている。
『毎日のように興行が行われる首都圏と月に1、2度の北九州では各役員の洗練度も差が出て当然だ』
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しかし、ドクターはルールで義務付けられている試合中止勧告を忠実に実行した。ドクター=レフェリー=インスペクター。試合を管理するJBC側の連携に問題がある。
「事故の度に、もう何回もこんな話ばかりして、起こってからでは遅い!」
質疑応答で開口一番口火を切った、新日本カスガジム春日会長の声は熱い。
「レフェリーに文句言ったりするの、やめましょうね」
健康管理委員長ワタナベジム・渡辺 均 会長からは、やわらかい一言があった。最近、後楽園ホールでレフェリーに喰って掛かるようなセコンドは見ていません。事の重大さは皆理解している。
『JBCに今回の件を質問したが、今のところ明確な回答はない』
この件に付いては、知らず、わからずで済まさず、明確な指針を示していただく事をJBCには期待します。関係者のみならず、心あるファンの皆様もそう願っています。
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