「大竹さん、痛風大丈夫ですか？」
「ノー・プログレム。全然問題ないですよ」(~~)
「だけど、会長痩せたねェ」(~~)
これは過日の計量場風景。そして、その声の主は東日本プロボクシング協会会長を務める元世界ミニマム級王者大橋秀行氏である。２ヶ月で２０キロ痩せたという大橋会長。
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「目の前が真っ暗になりましたよ！」
健康診断。ある数値が、気になる線を越えていた。しかし、元王者はすぐに決断。
「どうやって痩せたの会長？」
大橋会長は、その夜から”炭水化物”断ちを断行したという。
「夜、ご飯食べたくなっても、ジッと我慢の子だったてよ」
「さすが元世界チャンピオンだよ。ハートが違うよ！」
「もう、今のうちにスーツ、バンバン作っちゃった方がいいよ会長。もう、太れないから」(~~)
大竹マネジャーも、感心することしきりであります。
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「お前、すぐご飯食べたくなっちゃうだろう」
コックリ！
「やっぱりこれですよねェ。シャイアン会長」(~~)
「うまいね、うまいねェ～」
炭水化物断ち。２ヶ月で２０キロの減量成功。ファイティング原田（笹崎）選手、
ガッツ石松(ヨネクラ)選手の上を行きますね。ボクサーは、独自の減量法を考える。
Sフェザー級ランカー大竹重幸選手も、ウェートがきつい選手の一人であった。乾いたノドをうるおすにも、水分を取るウェート的余裕がない当時、大竹選手は面白い統計を取った。
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減量もある一定ラインを超えると、うがいしただけでウェートが上がってしまう。サウナはいいが、せっかく汗流しても水風呂入ってしまうと重くなったり、悲喜こもごもの様相を呈する減量末期。
どんなジュースでうがいをしたら、ウェートが増えない？
ダイエットコーラもない時代、大竹選手の出した答えは・・・・。
”キリンレモン”。
「キリンレモンでうがいすると、一番増えないんだよ」(~~)
最後はグラム単位。その日の回復力が勝負の、当日計量でありました。
「当日だったら、５キロも６キロ増えるのいないだろう？」
減量もやる気。大橋会長の炭水化物断ちダイエット。きっと、マネ出来る方々も、いらっしゃる事でしょう。
毎日、トマト、たまねぎ、お豆腐は欠かさない。そして、飲み物、食べ物には、”ニガリ”を一滴。これで、大竹マネジャー痩せました。現役時代よりも軽い今のウェートです。
しかし、計画的減量(多少、無理があっても)成功のカギは、強い意志。これしかありませんね。
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