「お前、どっちに賭ける?」(~~)
「ウ~ン。ミランダですかねェ」
「じゃあ、一万円」(~~)
「いや~、賭けの対象としては難しい条件がありますから」(~~)
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ミランダの豪快な変則ボクシングと、そのパワーはタイにおいても炸裂する予感を持っていた、彼がこれまで経験した事がない事。それは、本当のアウウェーにおける厳しい環境。
事実、それはあったようです。試合地は、タイでもかなり僻地と聞いた。しかし、そんな事は折込済みで敵地に乗り込まなければいけない。何でもありのアウェー。
そもそも空港に迎えに来た愛想のいいヤツからして信用出来ない。坂田健史(協栄)選手が、06年12月ロベルト・バスケス(パナマ)と戦った時もそうだった。あのハゲ頭のオヤジ。アッ、私もそうでした。(~~)
![ペタしてね](https://stat.ameba.jp/user_images/20090425/00/stanbox7/db/c7/g/o0150005010170738049.gif?caw=800)
調子はいいが、遠めに見るとバスケス陣営とは友達のようだ。スケジュールの全てがバスケス優先。バスケスの練習後に、同じジムへ向かう坂田選手。運転手は同じだ。しかし、予定を1時間過ぎても来ない。
ようやく姿を現し、調子よく近寄ってきたハゲオヤジに、大竹マネジャーは一言。
「ノー。サンキュー」
ジムに行くのはやめた。ホテル内を探検し、ちょうどよい練習スペースを見つけた。これも経験のなせる業だろう。食事も、バスケス寄りのプロモーターを考慮し、共に宿泊していたホテルでの食事は避けた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20090425/00/stanbox7/61/1d/j/o0320024010170738052.jpg?caw=800)
あのハゲオヤジ、試合場ではタキシードを着込み、ずっとバスケスコーナーにいやがった。日本から応援に来た、協栄ジム選手一行は、パリの空港で日本語で優しく言い寄られた現地人の車に乗り込みボッタくられている。頼むよ~。(~~)
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![BOXING MASTER/ボクシング マスター-未設定](https://stat.ameba.jp/user_images/20090425/00/stanbox7/5d/8e/j/o0220010110170738054.jpg?caw=800)
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しかし、ポンサクレックは凄い。この勝利は執念の賜物でしかない。"正規王者”内藤選手は、ライバルとの5度目の戦いを覚悟せねばなるまい。5月26日、敵地中国とはいえイージーな挑戦者と戦う内藤選手。強い勝ち方で、その存在をアピールしてほしい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20090425/00/stanbox7/7c/9c/j/o0160022710170738059.jpg?caw=800)
さて、内藤選手V5戦と同日にタイで行われる予定のWBA同級タイトルマッチ、デンカオセーンvs久高戦。WBAの承認も降りており、よっぽどのアクシデントがない限り、挙行されるものと思うが、ここに来て亀田興毅(亀田)選手のWBA暫定王座決定戦出場か?との情報も入って来ている。
6月下旬、メキシコ開催。対戦予定は、ランキング下位選手らしいです。これ、実現すると日本に馴染みの深い世界フライ級戦線も、複雑なものになってきますね。
ラスト・チャンスに勝ったポンサクレックは凄い。尊敬に値されます。タイトルへの道はこうあってほしいものです。
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