和毅 プロの礼儀作法なし やっぱり 亀田流(中日スポーツ)
”将来、有望には違いないが、大先輩・河野に「プロの礼儀作法」を示されたような一戦だった。”と、締められた記事は、山崎照朝 氏によるもの。
山崎氏は知る人ぞ知る、元格闘家である。極真会館で空手を学び、総帥大山倍達 氏から「彼こそは空手の天才」といわしめた山崎氏。”極真の龍”の異名があった。後、キックボクサーにも転向。明日のジョー”力石 徹 ”のモデルの一人ともいわれる。
礼儀作法。格闘社会を生き抜いてこられた山崎氏ならではの視点。
ボクシングジムに入門し、まず教えられる事は挨拶。これは、現代のどこのジムでも変わらないと思うが、時代の流れで変わってしまった所もあるのだろうか。
ヨネクラジム会長米倉健司氏は、「ジムをやる上での最大目標は、世界チャンピオンを作る事です」と言いながらも、「不良のどうしようもないのが、ボクシングをきっかけに立ち直って行くんですからね。僕らは社会的にいい事をやっていると思いますよ」と語る。
「ジムに入る時は大きい声で、コンチワって入って来い!」
誰もがこう教えられたと思う。これが出来ないと、「お前、やり直し。50メートル先から歩いて来い」なんて言われるケースもあった。黒の革ジャンに剃り込みの、行け行けドンドン風も素直に従う他ない。その青年は、日本ランキングに入るまでになった。

具志堅さんの左後ろが私。(~~)
「お前、名前なんて言うんだ」
「金元です」
「そうか、ちょっと背中向けろ」
何事かと思いきや、背中に名前を書かれた。練習着にする予定ではなかったおろしたてのトレーナー、1日だけのつもりで身に着けていた。失敗!グホッ、観念するしかない。鏡を見る。書かれた文字は、”金本”であった。トホホ。(~~)
厳しい挨拶、躾は、日本のクラブ制度の良点であると思う。身に着けて損はない。リングで戦うのは一人のボクサー同士だが、一人ではリングに上がれない。「いくら天才でも、一人じゃグローブの紐、結べないだろ」(~~)

大先輩を前に、世界王者も緊張する。
試合を管理するJBCも礼儀には厳しい。
「早い、早い。まだやれる。やれるよ!」
ストップの瞬間、その6回戦ボクサーはレフェリーに喰って掛かった。ストップは妥当のタイミング。意思はしっかりしてるが、腰から下は揺ら揺ら来ている。セコンドも納得のストップ。後楽園ホールは何事もなかったかのように次の試合が始まった。
控え室。吉田勇作レフェリーがすっ飛んで来た。「さっき、俺に文句言ったやつは誰だ。あんな態度とったら、もう試合させないぞ!」迫力ありましたねェ。後にも先にも、前座試合直後の控え室にやって来たレフェリーは吉田氏しか知りません。貫禄ありました。
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「申し訳ありませんでした」平身低頭で謝罪。何とか許してもらった記憶があります。結果が出たなら潔く。拳士の心を持って戦うボクサーは、試合後のシャワー室等で結構仲良くなるものだ。
”好青年”河野選手は、礼儀作法をしっかり教えられる選手だ。その将来に大きな期待が寄せられている亀田家の”最終兵器”和毅選手。ボクシング界の為にも、器の大きい選手に育ってほしいものです。
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