23戦全KOのパーフェクト王者エドウィン・バレロ(ベネズエラ)に挑んだ、36才の挑戦者・嶋田雄大(ヨネクラ)選手は、7回レフェリー・ストップで無念の涙。世界初挑戦を飾る事は出来なかった。
バレロ、あきらめかけたKO=ボクシング世界戦(時事通信)
36歳晴れ舞台…燃え尽き散った嶋田(スポーツニッポン)
頭の良い嶋田選手らしく、バレロ研究の後は十分に見せ付けてくれた。その心意気も十分に伝わった。バレロ自身が、あきらめかけた連続KO。
しかし、ボクシングは難しい。
嶋田 世界王座獲得ならず(北日本放送)
「右が当たって欲が出た。もっと、無の境地で行ければ」
サバサバとした表情の中で、自らの戦闘最中の心を分析して見せた挑戦者。遅すぎた初挑戦。この試合は経験に出来る敗戦だと思う。嶋田選手がこのクラスで戦うのは、実に9年ぶりの事。世界のチャンスに飢えていた、”遅れてやって来た挑戦者”。
現代と昔とでは、ボクサーの年齢そのものによる限界説はハッキリと違う。ファイティング原田(笹崎)選手が、引退を決意する頃デビュー戦のリングに上がった輪島功一(三迫)選手。同学年である。
辻本vs元世界王者エディ・パーキンス戦。 <PR>爪水虫用にはコレ
1976年10月、WBA世界ウェルター級王座に挑んだヨネクラジムの先輩、辻本章次選手も”遅れてやって来た挑戦者”と言われた。やがて28才を迎える挑戦者は、嶋田選手と同じく、これが最初で最後のチャンスと自覚して王者に挑んだ。
日本リング初の世界ウェルター級タイトルマッチ。
挑む王者は、ホセ・ピピノ・クエバス(メキシコ)。19才で、15勝(14KO)5敗1分。世界王座奪取の1ヶ月前、技巧派のアンディ・ザ・ホーク・プライス(米)にその強打を空転させられたが、これで舐めたか、ホセ・ナポレス(メキシコ)も逃げたと言われた、王者アンヘル・エスパーダ(プエルトリコ)に2回TKO勝ちで世界王座を強奪していた。
大番狂わせの王座奪取。エスパーダvsクエバス戦。 <PR>爪水虫用にはコレ
日本ウェルター級王座9度防衛。OPBF王者・ 龍 反町(野口)選手への挑戦は、最終回までリードしながら反町選手の執念の前に2度ダウン。残念なドローに終わった実績を持つ。南アフリカ、ハワイと海外遠征も経験している元アマ王者の挑戦者。
この試合、大いに王座奪取を期待されていた。しかし、プロ6年間で28戦は少ないと指摘されている。この辺が現代とは大きく違う所でしょうか。嶋田選手は、デビュー11年で27戦目である。
くしくも、70年代の”遅れてやって来た挑戦者”も、試合後嶋田選手と同じニュアンスのコメントを残している。
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「当たるばかりに、欲が出た」
華麗なアウト・ボクサー辻本選手は、パンチが当たるばかりに王者の術中にはまり込み、自ら打ちに行った。これでは一撃必殺の強打を持つ王者の思う壺である。
明らかなパワー負け。善戦の挑戦者は、6回マットに沈んだ。
それにしても、クエバスがあれほどの記録を樹立する王者になろうとは、日本のファンのみぞ、世界中のボクシングファンも想像つかなかったろうと思う。11連続防衛の内、10回がKO。8連続KO防衛を果たしている。
ホセ・ピピノ・クエバス。 <PR>爪水虫用にはコレ
戦うボクサーに欲は出る。これは当然だ。
「今日は勝つことが大事だぞ。変な欲出なよ」
大事な試合の最中、大竹マネジャーが良く使う言葉である。
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辻本選手に2度と世界王座挑戦の機会はやって来なかったが、保持する日本王座を防衛し続け、78年4月、若獅子・亀田昭雄(ミカド)選手に王座を明け渡しリングを去った。
この時の亀田選手は、辻本選手に恐怖感があり、勝つ事に必死だった。
「今度は、俺やられるよ」(~~)
あれ程、真剣に練習に取り組んだ亀田先輩は、後にも見た事がない。この試合で得た自信が、段々と弱点に変わっていくボクシングは難しい。
嶋田選手には、昨日の試合をキャリアへと変える時間は残されていないのか。まだ初挑戦なのだが・・・。
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