JBCにも管理責任という問題が発生する。プロモーターライセンスは精査されるべきだろう。
怒りの収まらないファン、関係者。
ボクシング興行ドタキャンにファン怒り(日刊スポーツ)
ボクシング7カード中止…週明け事情聴取(スポーツ報知)
昭和20年。太平洋戦争の真っ只中、終戦するとは知らされていない春から、新橋の焼け跡を整理し、”国民拳闘倶楽部”を開設されたのは中村正美会長(故人)。イトウ先生のアルバムにはヒガ(左)、ナカニシ(中央)、ナカムラ(下段)とある。下写真。
中村会長は、現在、白井・具志堅ジムで金田淳一朗選手らを指導する中村 隆 先生の実父である。私や、大竹マネジャーの先生でもありました。古いですねェ。(~~)
「先生、早くエディ賞もらって下さいよ。僕なんか体弱いから、いつまでも待ってられないですよ」(~~)
「お前に言われたくないよ、大竹。今の内、言っとけコノヤロ~」(~~)
こんな感じでいつも笑わせてくれる中村先生でありますが、親子二代に渡ってのボクシング屋さんです。「これしかないよ」
終戦後もボクシング復興にご尽力された中村会長。写真は昭和21年、新橋の小学校校庭を借り切ってのボクシング大会。これは、目隠しの余興のようですが楽しそうですね。
青空道場からスタートした戦後ボクシング界。噂を聞きつけてたくさんの選手が集まって来た事が復興を早くした。戦後日本のリングはここから始まった訳ですが、以後、先輩諸氏の多くの苦労があって、今日があります。
写真は、それから30年後の昭和51年8月。福島県白河市で行われた興行。プロモーターの岡部義光(タートル岡部)氏がスパーを公開している模様です。
小雨降る中、熱心なファンがリングを取り囲む。控え室は奥に見える所でしょうか。メインは大橋満雄(帝拳)vs宮下正行(笹崎)の10回戦。悪くないカードです。
時代は変わった。上写真の興行から32年を経て、戦後63年目。しかし、ボクシング界にとって初めての不祥事が起きてしまいました。未だ会場費も支払われていないとは、残念です。
ディファ有明は、世界タイトルマッチも行われた大変素晴らしい会場です。”ボクシングの日”に、小堀選手が世界王者になったのは記憶に新しい所です。
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「ハワイならね。プロモーターがコミッションにお金積むわけね。それで、コミッションが選手とマネジャーと、別々にお金払うのよ」
何よりもファンの皆様あってのプロボクシング。JBCからは、断固とした処置と、今後の方針が打ち出される事を期待したい。
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