36才大殊勲!不敗のスーパー王者破る | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

大番狂わせ。8日メキシコでは、IBF、WBA、WBOと3団体の世界ライト級王座を保持するファン・ディアス(米)がその王座を追われた。殊勲の主は、IBF1位にランクされていたネート・キャンベル(米)36才。

2000年6月のデビュー以来33連勝(17KO)の不敗を誇り、3年8ヶ月に渡って世界のトップに君臨していたディアス、24才。WBAのスーパーチャンピオン。比類なき王者が負けた。

これまで31勝(25KO)5敗1分の戦績。わりと大事なところで負けて来ているキャンベル。スーパー王者が舐めて来るのも容易に想像出来る。

ジャッジのスコアは114-113、111-116、112-115。1-2のスプリットながら新王者の誕生となった。

国内では33才の内藤選手が頑張ったが、海外でも36才キャンベルが大殊勲。

07年は、WBO、IBFと続けて世界王座のコレクションを増やして来ていたディアスにとって、IBF1位とはいえキャンベルは楽な挑戦者と考えていたろう。

油断大敵、心のスキをボクシングの女神は見逃さない。戦いのその瞬間を緩慢に過ごしていては勝てないボクシング。

日本王座返上、再度の世界アタックを目論む長嶋建吾選手、32才。その長嶋選手を破っている嶋田雄大選手は36才。次戦では世界上位との大一番に打って出る。

内藤選手の頑張り、キャンベルの番狂わせは、この両選手にもきっといい刺激を与えたに違いない。

強い相手と戦続けて来た場合のエアポケットは確かにある。最強挑戦者から王座を守った後、下位ランカー相手にまさかの王座陥落。代理挑戦者に負けてしまったり等は、結構ありますね。

ファイティング原田選手しかり、具志堅用高選手もである。



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内藤選手V2成功で、WBA王者の坂田健史選手も力が入る。バスケス、パーラ、バスケス、デンカオセーン。この1年間は、連続して世界のトップと戦って来た。

29日の山口戦は、その成果を気負うところなく見せたい試合であります。ここでつまずくわけにはいかないですね。

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