大山トレーナーからの申し出を受け、大竹マネジャーがすぐに決めた。仕事は早い。(~~)
上石選手はサウスポー。湯場選手へのリベンジを考えてか。その心意気良し。(~~)
上石選手は昨年12月4日、湯場vsあきべぇ戦の勝者への挑戦が決まっていた沼田康司(トクホン真闘)選手と対戦、5回TKOで敗れはしたが、一度はダウンを奪う大健闘だった。
8月のチャールズ・ベラミー(八王子中屋)戦に続き2連敗中であるが、油断は出来ない。連敗ながらもベラミー戦は噛み合わせ、そして沼田戦では自信をつけた事だろう。
なにより打たれてから大変頑張る選手である。8勝の内6KOとパンチもある。あきべぇ選手との試合を受けたからには、一発喰ってやろうの臭いプンプン。
06年8月、清田広大(協栄)選手とB-タイト予選で戦っている上石選手。試合開始、8勝が全てKO勝利という清田選手の強打がうなる。
「こら早く終わるかな」
セコンドやっていて感じたものである。
が、どっこいそうはいかず大変な打撃戦に突入。殴り、殴られ結果は三者三様の引き分け。
上石選手、殴られてからの頑張りが素晴らしい選手との印象を受けた。キャリア前半には1ラウンドKO負けが3度もあるが、それは既に経験となり生かされているように思う。
連続KOで05年全日本新人王を獲得したあきべぇ選手であるが、東の決勝は不戦勝。ランキングには入ったものの6回戦の経験はまだ一度。そんなあきべぇ選手の新人王獲得第1戦は、日本ランク3位の西川和孝(中外)選手だった。
自信満々の西川選手を2回KOで粉砕したあきべぇ選手。続いて、先輩・加藤壮次郎選手を破りランク入りしたばかりのルイス・オカモト(相模原ヨネクラ)選手と対戦。
2回までは好きに攻めた。しかし、オカモト選手の頑張りで簡単に倒せる試合ではなくなった。
「もう無理に行かなくていいよ。今日は勝つこと。ジャブ使って丁寧に。腹いっぱい打っとけ」
リングサイドからは強引なKOを望む声が飛んだが、大竹マネジャーは冷静に指示。あきべぇ選手は忠実にそれを守った。結果、ラストラウンド粘るオカモト選手を捕まえた。8回KO勝利。最後はボディが効いた。
この2試合は大竹マネジャーのマッチメーク。あきべぇ選手のランクアップは実力によるものであった。勝負を掛けたバキロフ戦では勝負強さも発揮した。湯場戦での教訓を活かしてほしい”好漢”あきべぇ選手。
4月21日ダブルメインは、2月1日チケット発売予定。【協栄ジム】
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先を考えたマッチメーク。ファンが観たいであろうカード作り。冒険マッチメーク。マッチメークにも色々ある。
東京三太(ミゲル・A・ゴンザレス)vs前田宏行(角海老宝石)。一度は決まった幻の好カードである。仕掛け人の大竹マネジャーは今でも悔しがる。
最近ではサーシャvsツニャカオ戦。一度は決まっただけに観たかった。(~~)
発売中のボクシング・ワールド2月号。尾崎恵一氏が自身のコラムで、マッチメークに関し興味深い記事を書いている。それは現在2連敗中、06年新人王フライ級準決勝敗退から、07年一度はランキング入りしたものの、A級トーナメント決勝で敗れ、その一月半後、またもや負けた白石豊土選手の事である。(~~)

これまで15戦、勝とうが負けようが、試合翌日には必ず練習にやって来る。次の試合も決まっています。負けたら3連敗だ。(~~)
マッチメーク、選手育成の裏側。次回をお楽しみに。(~~)
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