亀田大毅・フォアマン方式 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

「櫛部の試合見た?」「相手、強かったすよね~」坂田健史選手の感想です。「これで自信つけるよ」それにしても大内選手、いい選手でした。

亀田大毅選手の次戦は9月27日後楽園ホールに於いて行われます。WBA総会に合わせたお披露目興行で、牛若丸・あきべぇ選手も登場。急なスケジュールの為、この興行は”真昼の決闘”となる。平日、昼間の開催。この日夜は別の興行が入っています。(~~)

前座のマッチメークも大変だ。大毅選手の対戦相手もまだ未定。スポーツ紙の中には次は世界ランカークラス」とか書いている所もありますが、「大毅は今年デビューしたばかりの17才。普通なら新人王出てるんだからあわてる事はない。たくさん試合してキャリア積む事だ」と大竹マネジャー。

元世界ヘビー級チャンピオン・ジョージ・フォアマン。メキシコ・オリンピックで金メダル獲得後プロ入り。D・サドラーマネジャーが組んだその後のマッチメークは”フォアマン方式”といわれた。下はそのデビュー当初のレコード。

69年12月16日となっているへーゼルマン戦は6日の誤り。デビュー半年で13戦。凄い。(~~)後年アリの王座に挑戦し善戦。映画”ロッキー”のモデルになったといわれる、チャック・ウェップナーとも4戦めで対戦。70年も12戦。71年からは試合数が減ってきています。というか、普通に戻った。(~~)

デビュー3年半でジョー・フレージャーの持つ世界王座に挑戦したときのレコードは、37戦全勝34KO。判定勝利はレコードの前半にある。育てる事の重要性を感じさせられるレコード。

「試合が決まってる選手の練習と、決まってない選手の練習では中身、後に残るものがまるで違ってくる。キャリアを積むっていうのはそういうこと。試合でも勉強できる。たくさん殴って、たくさん倒す事は大事なこと」と大竹マネジャー。

続けて「お客さんは、大毅を見にくるんだから」「うちのジムは毎月やってるんだからドンドン試合すればいい」フォアマンは、ヘビー級史上最高のKO率で王者になった。そしてまた、タイソンしかりである・・・。

第1回スタンレー・カップ。来年1月ホノルル・NBCにて開催予定。
ハワイ合宿所・ジム&宿泊 1日2,500円 誰でも利用できます
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