世界王者育成TBS・ボクシング教室 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

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亀田興毅選手の試合番組制作を行うTBS。そのTBSが1967年打ち出した路線は、”スポーツのTBS”。それまでは”ドラマのTBS”だった。これは当時のTBS今道社長の方針だとか。

スポーツ放映についての”六本の柱”なるものが発表されています。そのランキングは、1・プロ野球。2・プロボクシング。3・プロレスリング。4・ボーリング。5・自動車レース。6・ゴルフ。

プロ野球についで、プロボクシングが堂々と2位にランキングされている。素晴らしい。(~~)この時代、”4チャンネル・日本プロレス”が人気を博し、この年”NWA”に加盟。世界の仲間入りとあります。

その日本プロレスを追って、TBSは”国際プロレス”をバック・アップ。いよいよ本格的に番組中継に入るという時代であります。そんな時期に”プロボクシング”が2位。この時TBSは、S・ライト級・ 藤 猛 (リキ)選手、S・フェザー級・沼田義明(極東)選手と二人の世界王者を、定期番組”東洋チャンピオン・スカウトで”育てあげ、両選手が王座に君臨していました。

先日も触れましたが、藤 猛 選手の人気はすさまじいものがありました。-
こちらの記事を参照-
 左上、沼田義明選手。左下、小林 弘 選手。右はプロレスの”燃える闘魂”アントニオ・猪木選手。

もう一人の世界王者・沼田義明選手は、”TBSボクシング教室”の出身。当時、日本全国に志望者を募り、様々な面を多角的にテストし、ふるいに掛け、残った科学的にも証明された運動能力、心理力の持ち主を東京に集め、集中指導で育て上げるというものです。

TBSのボクシング中継、”東洋チャンピオン・スカウト”番組内でテストへの募集者を募った。その合格者はTBSのボクシング番組の窓口をつとめる極東ジム・小高伊和夫会長(故人)指導の下、厳しくトレーニング。

教室は1年~1年半の予定で開かれ、その後のプロ活動をバック・アップしていくわけですが、この教室開催中はTBSでアルバイトが出来る仕組み。当時の極東ジムは赤坂にあり、これは便利ですね。

そして、30人の合格者を出し6年たった今、世界S・フェザー級王者・沼田義明選手を誕生させるまでに至った。他にも日本王者、OPBF王者多数を輩出させています。

この年、第2回目の公募が行われた。「世界チャンピオンを育てるより、しょうがなくなちゃったんだから、困ちゃったですよ」と小高会長。前回6千人ちょっとだった応募者数が、今度は2万人近く集まった。

ここで感心させられるのは、「前回の6千人も、応募者を通して両親、兄弟、友人、知人といった人達がボクシングに関心を向けてくた。今回の2万人は、その3倍以上の方々がボクシングに関心を向けてもらえるという事で、大変な数字だと思う」という小高会長のコメント。

亀田人気に対する、帝拳ジム本田明彦会長のコメントと相通じるものがありますね。「今までボクシングに興味がなっかた人達が見てくれる。その内の一人でも残ってくれたらいい。それくらいの危機感を・・・」

現在、批判の矢面に立たされている亀田選手、世間のその注目度、関心度は非常に高い。今は、汚名返上の機会を待つしかない。「スターは人が作ってくれるもんです。人というのはファンと言った方がいいでしょう」小高会長。

亀田選手。ランダエダと再戦、はてまた王座返上フライ級挑戦とか今日も色々出てますね。(~~)しかし、ファンが望むのはランダエダとのリターン・マッチになりますか?次の一戦は、とても重要なマッチ・メークになります。

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