JSSスイミングスクール 2025年3月期第1四半期決算発表
2024年8月9日(金)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
スイミングスクール大手の株式会社ジェイエスエス(以下、当社)は8月9日、2025年3月期第1四半期決算(2024年4月1日から2024年6月30日まで)を発表しました。その内容の要約をお知らせします(当社2025年3月期第1四半期決算短信より一部抜粋)。
【減収減益】
売上高 19億56百万円(前年同期比1.3%減/前年同期差25百万円減)
営業利益 43百万円(同41.9%減/同差31百万円減)
経常利益 47百万円(同41.3%減/同差33百万円減)
純利益 30百万円(同42.3%減/同差22百万円減)
経営成績の概要
当第1四半期末における全事業所の会員数は81,909人(前年同期比5.4%減)となった結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,956百万円、営業利益43百万円、経常利益47百万 円、親会社株主に帰属する四半期純利益30百万円となりました。
取組み内容
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は緩やかな持ち直しの動きがみられるものの、インフレの継続や円安進行による消費者物価上昇の影響は大きく、依然として先行きは不透明な状況にあります。
このような中、当社グループは「水を通じて健康づくりに貢献する」という経営理念のもと、より多くの人に心と体の元気を届けるべく、ベビーからシニアまで幅広い層の健康促進に取り組んでまいりました。
会員動向につきましては、春の入会キャンペーンや短期教室、体験会等の施策による集客の強化を実施しましたが、原材料価格高騰等による消費の冷え込み等もあり、依然当社事業への影響が拭えない状況となりました。
子供会員集客の施策では、新規獲得を目的とした、春の入会キャンペーンの他、過去に会員であった人を対象とした「カムバックキャンペーン」や1日体験会を含めた間口を広げた集客の施策を実施する事により、当社の子供向け教育ノウハウの強みを訴求し、会員の獲得に努めてまいりました。
また、中高生を対象としたクラス「JSS部」において、選手育成コースとは異なる楽しく水泳に取り組むことで仲間づくりを支援する等、ストレス解消による勉強への集中力を高める「エンジョイスイミング」コンセプトとし、小学校卒業を機に退会する傾向がある高学年の在籍延長と既にスイミングを卒業した元会員に対する再入会へ向けた取り組みに努めました。
2024年6月より年長から中学3年生までの子供を対象に、専用の機器が不要でご家庭にあるパソコン・スマートフォンを使って学習をするWEB学習システム「デキタス」のサービス提供を始めました。
習い事の多様化が進む中、本サービスを当社会員に特別価格で提供する事で学習と運動の両立という新たな習い事による潜在ニーズの掘り起こしと、既存会員へのサービス向上による退会防止に努めてまいりました。
大人会員集客の施策では、国内特許を取得した自社開発の水中バイク「Jパドルバイク」に水中トランポリン、水中ウォーキングプログラムを合わせたオリジナルの水中運動プログラム「バイポリン&ウォーク」について、当社事業所にて展開するほか、他社施設への販売拡大にも努めてまいりました。
水泳授業受託では、全国的な学校プール施設の老朽化や指導者不足により水泳授業の民間委託が増加するなか、 当社の培ってきた専門的な水泳指導のノウハウを活かした小中学校への水泳授業受託を実施しました。今後も自治体からの入札要請やインストラクター派遣依頼に積極的に対応してまいります。
人材の育成および確保では、近年人材獲得競争が激化するスイミングスクール業界において、求職者および従業員に対し、スイミングスクール運営企業で唯一の上場企業としての強みを生かした魅力ある労働環境の整備や教育環境の強化に努めました。
●JSSスイミングスクールのウェブサイトは こちら
●田村コメント
減収減益となった最大の要因は、少子化の影響を受けて会員数が前年同期比5.4%減の81,909人(マイナス4,644人)と3年連続で減少したためです。少子化は構造的な要因のため、業績を継続的に向上させるためには、「新たな顧客層の開拓」「新たな商品開発・販売による収入増策」「知名度向上のための積極的な情報発信やブランディング」などへの取り組みが課題となるでしょう。
それでは次号をお楽しみに!
