コロナ禍で売上をアップさせる秘訣(ホワイトスペースを狙え)
こんにちは。田村真二です。
都内のスポーツジム(フィットネスクラブ)が早ければ月内にも営業が再開される見通しになりました。よかったですね~
とはいえ、営業再開後は新型コロナ感染拡大防止対策を十分に行いつつ、業績回復という二律相反する難しい舵取りが経営者や経営幹部に求められます。
例えば、ジムやスタジオ、あるいはプールの利用に際しては(感染拡大防止の点から)定員数削減や清掃頻度など、コロナ前の状態で営業することができなくなります。
当然、運営面の(大幅な)見直しが必要になります。また、その状態が今後は新たな常態(ニューノーマル)になります。
だとしたら、運営面の見直しだけではなく、売り上げを作るための新たな仕組みや新しいビジネスモデルを構築しなければなりません。
言い換えれば、新しい企画、新しい取り組み、新商品・新サービス開発などが不可欠になるということです。
ところが、会社もそこで働く人も基本的に変化を嫌います。2017年にノーベル経済学賞をとったリチャード・セイラー教授らが「現状維持バイアス」と呼ぶ傾向です。
また、ほとんどの会社(特に日本企業)は失敗を歓迎しないカルチャーを持っています。「失敗するのが怖い」とか、「失敗したら恥ずかしい」とか、とにかく失敗すること、すなわち「リスクを取ること」を避けがちです。
しかし、これでは何も新しいことを生み出すことはできません。
一方、世の中にないものを生み出すのがずば抜けて得意な会社であるグーグルでは90%以上失敗しないと、ちゃんとリスクをとったことにはならないとされています。
なぜなら、失敗するというのは、いろいろな可能性に挑戦しているということだからです(グーグルでは「企画が外れるとお祝いするカルチャー」があります)。
コロナ禍では、グーグルのように90%以上失敗することを良しとするカルチャーを持たない企業でも、失敗の確率が少なくとも50%はあることに挑戦する必要があります。
その際には、同じ業界の他の企業の多くがやっていること(血みどろの「レッドオーシャン」)、ではなく、自社で新たな機会をつくりだすことに挑戦するのがいいでしょう。
いわゆる「ブルーオーシャン」(青い海、競合のいない領域)のことですが、コンサル業界では「ホワイトスペース」とも呼ばれている空白地帯のことです。
コロナ禍で売上をアップさせる秘訣は、このホワイトスペースを狙うことです。ホワイトスペースは通常、同業他社のみんながやっていることの対極にあります。
そこで、まずは同業他社がやっていることを調べた上でそれとは違うこと、対極にあることに目を向けることが大切です。あるいは異業種や海外の成功事例に目を向けることもよいでしょう。
では最後に1つ質問します。
あなたの会社のホワイトスペースは何ですか?
それでは次号をお楽しみに!
