体と脳を同時に鍛えるには「運動」しかない
新型コロナの影響で運動不足に陥っていませんか?
こんにちは。田村真二です。
3月以降、テレワークや外出自粛中の運動不足習慣が身に付き、「太ってしまった」「体調がすぐれない」「疲れやすくなった」「ストレス気味」といった人も少なくないでしょう。
健康アプリを提供するリンクアンドコミュニケーションによると、外出自粛で明らかに大人の歩数が減ったというアンケート結果が出ています。
同社のアプリ利用者で20~70歳代の2万7000人から歩数データを集めたところ、1日あたり3000歩未満は、緊急事態宣言発令を挟む3月29日~4月11日は28.4%。
つまり、約3割もいたそうです。
ちなみに、6000歩以上は2月1日までの49.8%から36.6%に激減(厚生労働省の国民健康・栄養調査(2018年)によると、日本の大人で1日平均歩数は6340歩)。
外出自粛期間中は国民の多くが運動不足に陥っていた、と言えるでしょう。
新型コロナの感染防止のためとはいえ、外出自粛がいかに国民の健康と経済へのマイナス影響が大きかったかは明らかです。
一度身に付いた習慣(特に運動)は、そう簡単には変えることはできません。なので、自分や家族の健康を守るためには、運動習慣を自ら作る必要があります。
私自身は、外出自粛期間中でも1日の歩行数は6000歩台をキープ(近所を散歩)していましたので、及第点をつけられるかもしれません。
ですが、普段からジムでのランニングを習慣にしており、コロナ前の平均は1日12000~13000歩でしたから、外出自粛期間中はほぼ半減です。
その間、オンラインフィットネスや自重トレーニングを毎日していましたので健康面での不安はありませんでしたが、やっぱりストレスはたまりましたね。
でも6月からはフィットネスクラブも再開し、今月は週に3~4日ジムで運動しています。
運動後は明らかに爽快な気分になりますが、これは運動により心臓から血液がさかに送り出され、脳がベストの状態になるからです。
この本を読むと、運動が「脳のはたらきをどれほど向上させるか」「人生の質を高めるか」がよくわかります
運動の効果については、『脳を鍛えるには運動しかない』(ジョンJ・レイティwithエリック・ヘイガーマン著)に詳しく書かれていますのでポイントをいくつかご紹介します。
「運動をさせた子どもは成績が上がる」
「運動すると35%も脳の神経成長因子が増える」
「運動することでストレスやうつを抑えられる」
「運動で5歳児のIQと言語能力には大きな差がでる」
「運動を週2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる」
これだけでも運動効果がわかりますが、さらに注目なのはこちらです。
「筋力や心肺機能を高めることは、むしろ副次的効果にすぎない。運動が脳にもたらす効果は、体への効果よりはるかに重要で、魅力的だ」。
「運動すると、セロトニンやノルアドレナリンやドパーミン~思考や感情にかかわる重要な神経伝達物質~が増えることはよく知られている。脳を最高の状態に保つには、体を精一杯はたらかせなければならない」。
「近年、運動はたんに心の準備を整えるだけではなく、細胞レベルで学習に直接影響し、新しい情報を記録し分析する脳の機能を高めていることがわかってきた」。
「頭のキレを保つには、有酸素運動をどのくらいすればいいかについて、小規模ながら科学的根拠の確かな研究が日本で行われた。それによると、30分のジョギングを週にほんの2~3回、それを12週間続けると、遂行能力が向上することが確認された」。
「運動は、心と体にかかるストレスをたくみにコントロールし、細胞レベルにもはたらきかける。こうして運動は心身の適応能力を磨き上げていく」。
企業経営者・幹部の方とフィットネス関係者の方におすすめなのが次の内容です。
「多くの人にとって職場はストレスのおもな原因になっていて、そういう意味で職場は運動のメリットを活かしやすい場所だ」。
「オフィス内に専用ジムを設けたり、社員にスポーツクラブへの入会を促したりする企業増えていて、医療保険会社のなかには顧客のスポーツクラブの会費を負担しようとするところも出てきている」。
「企業がこれほど気前がいいのは、数々の研究によって運動が従業員のストレスを減らし、生産性を上げることが示されているからだ」。
聞くところによれば、日本の企業のなかには今でも新型コロナ感染防止のため「スポーツジムやフィットネスクラブに通わないように」と従業員に通達しているところがあるそうです。
原因はコロナ禍の当初、フィットネス業界を含む特定の業界では、首相や専門家会議、マスコミなどによる「名指し」しての言動・報道などによる風評被害が大きなものとなったためです。
もちろん、フィットネス企業各社は今、感染防止対策を十分(すぎるほど)行っており、利用者の1人として私自身は何の不安もなくクラブを利用し健康を維持しています。
フィットネス施設の現状も知らずに未だ従業員に通達を出し続けているとしたら、そんな会社の従業員はストレスで参ってしまうことになるかもしれません。
一方で、フィットネスサービスを提供する側も、会員(や会員の関係者)には、ストレスを解消・緩和し、体と脳を同時に鍛えるには運動しかないことを情報発信する必要があります。
覚えておきましょう。ストレスが多ければ多いほど、脳をスムーズに活動させるには体を動かす必要があるということを。
天候に左右されず、新型コロナ感染防止対策を十分に行っているフィットネスクラブやスポーツジムなら、外出自粛期間中になまった体を元に戻すことはもちろん、若々しさも取り戻すこともできますよ。
それでは次号をお楽しみに!
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