中小零細企業こそDXを加速させよう!
先日、クライアント先でコンサルティング中でのこと。
1社1店舗でフィットネス事業を行っている会社ですが、既存会員をはじめ、見込み客の進捗状況などを、営業支援・CRMツール「セールスフォース」を使って管理しています。
一般に、セールスフォースは大企業や中堅企業の利用が多いイメージですが、最近は、中小零細企業や個人事業主も多く利用しているそうです。
近年、日本でもDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが声高に叫ばれていますが、官公庁や地方自治体をはじめ、企業においても実効を上げている実例はそれほど多くありません。
売り手側のセールストークとは裏腹に、システムを導入して成果を上げているのは、「全体の1割程度」とも言われています。
一方、クライアントの会社では、セールスフォース導入後、今までブラックボックス化していた会員や見込み客情報などが、一目瞭然。
計算間違えが多発して苦労していた(手計算の)出納管理も、ミスがほとんどなくなったと言います。
もちろん、システムを導入したからと言ってすぐにうまく行くわけではありません。実際、この会社も導入後しばらくは、混乱もあったと言いますから。
ではなぜ、現在成果を上げているのかというと、理由は明白。
導入目的が明確だったからです。
中小零細企業にとって、DXのためにITシステムを導入する費用負担は決して小さくありません。導入したくても、ほとんどの会社が(費用の面から)躊躇するでしょう。
一方、大企業の中には、システムを導入すること(=手段)自体が目的化し、成果を上げるどころか、逆効果に陥る企業も少なくないと聞きます。
クライアントの話やシステム導入後のアウトプットを見る限り、大成功とまでは言わずとも、確実に成果を上げていることがわかります。
その意味で、DXは中小零細企業こそ加速させる必要があると言えます。
それでは次号をお楽しみに!
