他社とは違うことをしないとビジネスで勝つことはできません
9月9日(木)
こんにちは。田村真二です。
先日、クライアント先のA社長と月1回の定例コンサルティングをしていたときのこと。
複数の事業を営んでいる方なのですが、メイン事業の売上アップのために同業他社が何をしているかをかなりの時間を使ってオンラインで調べていたそうです。
ただ、これといってピンとくるものがなかったようで私にアドバイスを求めました。
私はすぐさま、「同業他社のことをリサーチするのはいいですが、決してマネをしてはいけません」と彼に伝えました。
このことは彼以外のすべてのクライアントにも伝えていることなのですが、もっとも守られていないことの1つです(笑)
彼に限らず、じつに多くの社長(や経営幹部)は、「同業他社のマネ」をしたがります。
なぜなら、それがもっとも簡単でリスクが少ないと思っているからです(本当はその逆なのですが・・・)。
人の頭を頼らず、自分の頭で考えること
ちょっと考えればわかることですが、同業他社がやっていることをマネして行うということは、自ら好んで相手の土俵で戦うということです。
しかもその場合、同じことを考えてマネする同業他社は続々と現れます。つまり、すぐにレッドオーシャン(血の海)化するということです。
例えば少し前のタピオカブームのときには全国のいたるところでタピオカ店を見かけましたが、今やすっかり下火です。格安マッサージ店もそうですし、フィットネスの「24時間ジム」もしかりです。
同業他社のマネに頼ることを自分に許してしまったら、遅かれ早かれ足元をすくわれるだけです。
ビジネスでもゲームもそうですが、勝負に勝つのであれば人の頭を頼らず、自分の頭で考えなければなりません。
特に中小・零細企業は、他社とは違うこと(あるいは違うように見えること)をやらないと、最終的には体力(資金力)勝負となりビジネスで勝つことはできません。
ビジネス戦略において重要なことは、同業他社のマネをするのではなく「強みを活かして差別化・独自化する」ことです。
でも、どうやって?
あらゆる業界で同質化がすすむ中、どうにかして、同業他社とは違うビジネスを行わなければなりません。
でも、どうやって考えればいいのかわからないという人も多くいるでしょう。
私のお勧めは、①同業他社をリサーチしたうえでそれとは「違う」ことを行う、②同業他社のマネをするのなら国内ではなく「海外」をリサーチする、です。
でも一番のお勧めは、③異業種の成功事例や当たり前を調べて、それを自社に(アレンジして)取り入れることです。
A社長にもそのことを「改めて」伝えました。なぜ、「改めて」を強調したのかというと、複数の事業を営む彼は、(私のアドバイスで)過去それを実践して成果を上げていたからです。
私のアドバイスを聞いた彼は、「確かにそうでしたね。すっかり忘れて同業他社の動向にばかり目が向いていました」と話していました。
わかりましたか? あなたも自分のビジネスをする必要があるのです。他社のビジネスではなく。
それでは次号をお楽しみに!
