オンラインサービスに学ぶ、リアル店舗の新戦略
2023年10月31日(火)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
今日は、「オンラインサービスに学ぶ、リアル店舗の新戦略」についてお伝えします。
私が新入社員として都内の小売店の鞄売場に配属されたときのエピソードです。
ランドセルの購入を決めてくれたお客さま(ご両親や祖父母など)に、「必要になりますから上履き用のシューズケースもご一緒にいかがですか?」と提案すると、ほとんどのお客さまが購入してくれました。
当時、私は「クロスセリング」という言葉の意味については知りませんでしたが、関連商品やサービスをタイミングよく提案することが、購入の決断をしやすくする要因であることは理解していました。
このアプローチの鍵は、関連商品やサービスを的確に提案するタイミングです。
しかし、リアルの店舗では現在、この売り方があまり活用されていないようです。一方で、この売り方は、オンラインショッピングにおいて一般的になりました。
「この商品を購入したあなたにお勧めの商品は・・・」
「この商品を購入した人はこちらの商品も購入しています」
というレコメンド機能をよく目にします。つまり、個人個人にパーソナライズするのが当たり前になっているわけです。
コロナ禍による環境の変化も、消費者の価値観に変化をもたらしています。健康、安全、信頼などといったものに重きを置くようになり、ライフスタイルもずいぶん変わりました。
例えば、ダイエットや運動を考える際、ジムに行かずに自宅でスマートフォンを使ってYouTubeでインストラクターの指導を受けることができます。
一方で、競争激化の中、インストラクターも登録者数を増やすための様々な施策を行っています。
このような状況を考えると、リアル店舗に携わっている企業は、自社の商品やサービスがオンラインでどのように提供されているかを定期的に調査し、オンラインでは体験できない価値を提供する必要があるでしょう。さらに、自社でオンラインをどのように活用できるかを考慮することも大切です。
「そんなこと今さら田村さんに言われなくてもわかっています」と思った人もいるでしょう。しかし、「わかる」と「できる」が違うように、多くのリアル店舗は、まだこのアプローチに本格的に取り組んでいないように見受けられます。
例えば、ジムを経営している場合、競合他社の店舗だけでなく、国内外のオンライン競合相手の動向も注視していますか?
YouTubeで数十万、数百万人の登録者を持つインストラクターからは、ビジネス改善のヒントやアイデアを得ることが(無料で)できます。オンラインサービスに学び、オンラインとオフラインを融合させた「リアル店舗の新戦略」づくりに活かしてみてはいかがでしょうか。
それでは次号をお楽しみに!

