2023年、物価高で巧妙なコスパ&満足感で顧客増
2023年12月19日(火)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
今日は、「2023年、物価高で巧妙なコスパ&満足感で顧客増」についてお伝えします。
ChatGPT、阪神タイガース、大谷選手、藤井八冠
コロナ禍から脱出した2023年。今年も残すところ2週間を切りましたが、今年はこれまでの常識を覆したテクノロジーや異才の企業、団体、そして個人が人々を夢中にさせました。
例えば、生成AIのChatGPTは、公開2カ月で月間利用者が1億人超えました。団体では、38年ぶりに日本一となった阪神タイガースに関して、関西を中心に大いに盛り上がりました。
個人では、大リーグ&WBCで大活躍した大谷翔平選手と、21歳で史上初の偉業を達成した藤井八冠の活躍が注目されました。
円安の恩恵により、インバウンドが急速に増加する一方で、物価高が続き国内では実質賃金が減少しています。この状況の中で、少しでも安い商品やサービスを求める「コスパ志向」が強まりました。
カギは、コスパ&満足感
節約志向が強まる中で、消費者の心を引きつけたのは、安さを追求しつつも価格だけをアピールするのではなく、企業がウリや特徴を磨き上げた商品やサービスの支持が高まったことです。
フィットネス業界では、近年、右肩上がりに増え続けている24時間ジムが、全国で4,000店舗を超える規模まで拡大しました。
24時間365日営業に加え、一般的な総合フィットネスクラブよりも3~7割程も安い価格が、40代以下の若者を中心に支持を集め、今なお出店の勢いを増しています。
1年5カ月で会員数100万人超
特に注目すべきは、「chocoZAP(チョコザップ)」という急成長中のフィットネスチェーンです。
「着替え不要で気軽に使えるコンビニジム」というコンセプトを掲げ、月額2,980円(税込3,278円)という低価格で、全国ほとんどの店舗で24時間利用可能です。
セルフネイルやエステ、歯のホワイトニング、脱毛など、従来のジムとは異なるサービスを充実させることで、運動習慣がなかった顧客層を取り込むことに成功し、わずか1年5カ月で会員数100万人を超え、日本一の規模となりました。
お店で作るスムージー
本家コンビニでは、セブン-イレブン・ジャパンの「お店で作るスムージー」が人気を集めました。
カップに入った冷凍の野菜や果物を店内の機器で混ぜ、約70秒でスムージーが完成します。約300円(税込)と手ごろな価格で、フレッシュな味わいと健康志向が支持され、今年の猛暑も追い風となり、3~10月の8カ月で約2,600万杯(約80億円)を売り上げました。
閉塞感が漂う国内において、それらを吹き飛ばす一部の企業や個人の活躍が目立つ1年でした。おそらく来年も、この傾向は一層強まることでしょう。
それでは次号をお楽しみに!

