◼︎ 5年ぶりの右足トレーニング
*このブログでは
右脚アキレス腱断裂からの治療や
日々の体験、工夫したことなどを綴っています。
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目次や自主リハビリ、松葉杖生活の工夫など、テーマ区分もご利用ください
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断裂から5年後の足首捻挫治療、続き。
12月に入って、毎週1回 40分のリハビリ開始。
そこでまず指摘されたのが
1。右足の親指側の筋力が不足している
2。足首が硬く可動域が狭い
の2点。
親指側の筋力不足は、はっきり言って自分では全然気付けない部分。
療法士さん曰く、
本来小指側にふらついた場合、反対側に踏ん張ってバランスを戻す作用があるのだが
踏ん張るための親指側の筋力が弱いせいで小指側にそのまま倒れ込んでしまう、と。
この状態が続くと、今後同じような捻挫癖がついてしまったり
テニスの際にケガする危険性が高まる懸念があるので、
まずは筋力アップを図って、今後不安なく運動できるよう目指すことに。
一方で、アキレス腱断裂後からずっと自分でも気になっていた足首の硬さ。
実はジムに行き始めてからも悩みの一つだった。
療法士さんが状態確認に超音波を当ててくれて、
左に比べて明らかに稼働範囲が狭いのが私にも目に見えてよくわかる。
さらには触診も合わせて、足の甲の付け根部分が詰まったような感じで
深く曲げられていないことがわかった。
改善策として、筋力回復には結局かかと上げ。。。
ただ、今回ちょっと違ったのは、できるだけ小指を浮かせて親指で支えるやり方だったこと。
*注意:これはあくまで私の場合ですので、他の方に適するとは限りません。
ちなみに、最近撮ってみた動画がこちら。
わかりづらいけど、小指は浮かせている。
治療中はサポーターを付けながら、慎重にやっていた。
これ、実際に自分でも意識をしながらやってみると
確かに右足の力が全然足りてないのがわかってくる。
治療の後半、片足ずつやるのも良いとのことでメニューに取り入れたのだが
片足だとさらに顕著。
左足に比べると全然高さが保てない上、10回でも後半が上がらなくなってくる。
今後はジムでもこれを続けることに。。。
5年もあったのに、サボってた自分のせいとはいえトホホな気分。
一方、足首の硬いのはマッサージで対応。
足首のくるぶしを結んだ線上?のあたりを
指側からと脛側から押すような、揉むようなマッサージなのだが…
これぞ理学療法士さんの手技!
そんなに力を入れてる訳でもないのに、明らかに深く曲げられるようになる…!!
自分でもセルフでやるように助言されたが、
どうやってもそんな風にはできず今に至る。。。
さらに、治療過程後半では
足を一歩前と横に大きく踏み込んでキープするチェックもあった。
断裂した右足は膝が揺れてグラグラしちゃって、全然キープできないのだ。
これは筋力不足に加えて、足の使い方そのものが下手な可能性もあると指摘された。
(ちなみに、断裂していない左足は大きく踏み込んでもピタッとキープできる)
この「一歩踏み出してキープ」自体がトレーニングになるとのことで、こちらもメニュー化。
そのほか、足指のグーチョキパーなども毎回行っていた。
自分では最初からできてたつもりだったが、
捻挫当初は足先を伸ばした状態でのパーで指先に力が入りきれていなかったらしく
後半になるにつけ、足先まできちんと力を入れて伸ばせるようになっていくのが
実感できたのも発見だった。
…と、以上が今回の捻挫リハビリの報告です。
まさか捻挫した原因が断裂からつながる筋力不足とは思わず、
このタイミングで気付かされて良かった+捻挫が軽症でほんとに良かった…
あと、前回のせた大袈裟なサポーターは
治療1週間過ぎで状態も良好だったため、軽めのものに変えてもらえた。
これはベルクロで装着簡単、薄めなので履ける靴も大幅に増えて非常に良かった。
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治療もリハビリも2023年内に無事終了して、
現在はジムで地味にコツコツと自主トレを行なっています。
まさか5年目で捻挫するとは思いませんでしたが
久しぶりにブログを書く良い機会になりました。
長文で読むのも億劫だと思いますが、
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
あ、でも繰り返しますが
これは私の体験と治療の記録ですので、
特に断裂の治療中の皆さんは主治医さんの指導を第一に
リハビリに励んでくださいね!!