藤波さんは、こんなにすごいレスラーたちと、闘って来た!

 

■1993-96■藤波さんの対戦相手全員集合 387-413
 ヘビー級時代

藤波選手のはじめての対戦・対戦選手全部紹介!(対戦相手データベース)  

2023.9.17

★おことわり★ 

先回のファイルで「宿題」となっていた

藤波さんと佐々木健介選手のシングル対決記録ですが、

全3戦で、藤波さんの2勝1敗でした。

94年のG1で、藤波さんが、パワーウオーリアーに勝ち、

その後、あの猪木の引退の日(1998.4.4)に、藤波が勝って

佐々木からIWGPを奪取します。

最後の対戦は、99年のG1で、藤波さんが佐々木に敗れています。

 

それでは、藤波さんの国内全対戦相手名鑑 1993年からです。

どうぞ!


1993年

●平成5年●


 

387 天龍源一郎  てんりゅう げんいちろう

 


★初めての対戦★ 
★WAR  2月14日 東京・東京体育館
 ▼60分1本勝負タッグ
  ○天龍源一郎・石川(18分33秒・エビ固め)藤波・馳×


 

※ご存知、関脇力士から全日本プロレスに入団、伸び悩むも、代打でタイトルマッチに出場、ビル・ロビンソンと組んで馬場・鶴田組に挑戦、タブーだった他団体の、つまり新日本プロレスの技、延髄斬りや卍固めを大胆に使用。そこから大ブレーク。

 最高の地位からSWSへ移籍。ターザン山本のバッシングで大苦戦するも、SWS解散後、WARの総帥として、新日本に参戦。おおいに盛り上げて、ついに天龍が藤波と対戦。しかもこの初対戦は、藤波さんが、WARのリングに乗り込んでいっての対戦でした。もりあがりましたね~。

 実はそれまで、藤波さんは対天龍軍の闘いからは、一歩退いていた感がありました(長州軍を迎えた時の全日本軍のジャンボ鶴田的な) しかし、この東京体育館での「WAR」の興行で、ついに藤波さんが登場です。この日、セミファイナルでは長州が、阿修羅と、ラリアート限定なようなまっすぐな闘いで阿修羅をなぎ倒し(RSDは、この試合を長州のベストバウトのひとつと見ています)

、このメインでのタッグは、なんと、「受けてゆく」藤波ではなく、「攻めの」藤波を見せてくれました。

 この後、東京ドームでの一騎打ち、試合開始直後の、藤波のドラゴンロケットの3連発。このときは、3発目を場外の天龍がパンチで受けて、藤波、鼻の骨を骨折。凄惨なリアル流血マッチとなりました。

 

 藤波さんとのシングル対戦は、その試合を含めて、藤波の1勝2敗です。

 2015年、引退試合で、現役バリバリチャンピオン・オカダカズチカと対戦して、燃え尽きた天龍選手。これも天龍らしい見事な散り方でしたねえ。

 全日本、新日本をはじめ、数多くのインディ団体に参戦した天龍選手の、「全試合記録」を作ったら、きっと興味深いものでしょうね。

 


 

388 冬木弘道  ふゆき ひろみち


★初めての対戦★ 
◆2月16日 東京・両国国技館
 ▼時間無制限3本勝負・10人タッグ
  藤波・長州・馳・木戸・飯塚 (2-0) 天龍・原・石川・冬木・北原

 

※フットルースでジャズダンスを取り入れたトレーニング方法が紹介されていたサムソン冬木時代(パートナーは、川田利明)から、SWSそして、天龍率いるWARの冬木に。 このあと、邪道外道を引き連れて大ブレークしてゆきましたね。理不尽大王としての君臨。「たまごっち騒動」を引き起こしたり、じたばたする動きから「地団駄ラリアート」が出たり、まあ、印象深い選手でした。惜しくも癌で死去。リング上で橋本らが追悼していましたっけ。 この新日本時代に参戦していたWARの頃は、ヒール役を石川と2分してたかな?  新日ファンのあなたは、冬木、石川、どちらが嫌いでしたか?

 


 

389 ハーキュリーズ  ヘラクレス・ヘルナンデス


★初めての対戦★ 
◆ハイパーバトル93 3月9日 秋田・秋田市立体育館  
 ▼60分1本勝負タッグ
  ○蝶野・藤波・長州・武藤(11分57秒・STF)ノートン・ハーキュリーズ・ボウダー・TNT×

 

※そういえばハーキュリーズっでいたよなあ、初対戦は3月で、この時が初来日でした。その後、リングネームを変えて「ヘラクレス・ヘルナンデス」で何度も来日しています。もう、スコット・ノートンと重量コンビを組むと、見るからに重そうでした。走る冷蔵庫2台分!(笑)


 


390 アックス・ボウダー

★初めての対戦★ 

 上の試合です。

 

※FMWの常連でしたが、新日にきて、藤波と対戦しました。顔が長い。


 


 

391 ボビー・イートン


★初めての対戦★ 
◆5月30日 東京・八王子アメニティトライアル多摩21  2800
 ▼60分一本勝負タッグ
 ○橋本・藤波・マサ斎藤・馳(14分29秒・片エビ固め)ホーム・イートン・マシン・ヒロ斎藤

 

※アメリカの中西部を中心に、ミッドナイトエキスプレスとして活躍。当時のロックンロールエキスプレスや、ファビラスワンズなどと抗争をして、アメリカマット界を盛り上げた。などという、一般的なことしか知らないですが、この新日本プロレスでは、どんな位置にいたんでしょう。藤波さんとの初めての対戦と言っても、このメンバーじゃあ、落ち着かない試合だったことでしょうね。藤波さんとのシングルは組まれなかったもようです。

 


 

392 ポール・ダイヤモンド


★初めての対戦★ 
◆7月5日 青森・青森市民体育館
 ▼30分一本勝負タッグ
   ○ノートン・アームストロング・ポールダイヤモンド(10分22秒・片エビ固め)藤波・武藤・木戸×

 

※渋い対戦だったように思いますね。ポールダイヤモンド選手は、ユーゴスラビアのザグレブ(現・クロアチア)の出身。カナダに渡って、サッカーチームに所属。その後、レスラーになって、パットタナカらと組む。マックス・ムーンとか、カトーとか胡散臭い(失礼)日本風の名まえでも闘う。

そういえば、当時、プロレス誌で記事を読んだことがありました。ただ、この頃の新日本の試合は、多人数でのタッグが多く、藤波さんとの初めての対戦と言っても、どれだけ絡んでいたのかはわかりません。シングルでの対戦はなかったようです。


 


 

393 ジェーク・ロバーツ   ※★追加されました!


★初めての対戦★ 
◆9月21日 静岡・草薙総合運動場体育館
 ▼30分一本勝負タッグ
   ○ジェリーロバーツ・ディーンマレンコ(8分18秒・体固め)藤波・サムライ×

 

 

 

※情報をお寄せくださりありがとうございます。はい、ジェイク・ロバーツ、抜けてましたね。

白蛇男ですよね。蛇使いは、初期のアナコンダ選手がいましたが、このロバーツはリングに持ち込むから恐ろしい。雑誌記事に、上の試合の決着後「シロヘビが、サーとサムライの上をつたっていった」と書かれていました。噛まれたらどうするの?     2021.6.11

 


 

394 石川雄規  いしかわ ゆうき


★初めての対戦★ 
◆9月23日 神奈川・横浜アリーナ  
 ▼45分一本勝負タッグ
   ○藤波・石沢(7分44秒・飛龍裸絞め)藤原・石川雄規×


 

 

※石川雄規といえば、藤原組の「トーイ」ということになりますが、この最初の対戦では、石沢との絡みが主となりました。藤波さんとの対戦では、後にバトラーツの石川として「無我」にも参戦してきます。アレクや福田、モハメドヨネ、カールグレコ、小野と個性豊かな選手がたくさんいましたね。石川雄規の他に、アレクと福田選手が「無我」に参戦しています。実は私、その97年の「無我」博多スターレーン大会に、ボランティアで参加しています。「もぎり」だったので、試合はメインのこの藤波vs石川のメインだけ見ました。それでも、大満足。(笑) 石川は「バトラーツ」のばちばちファイトで腕ひしぎをやってくる選手なので、藤波さんを心配しましたが、杞憂でした。なお、シングル対戦は、藤波の2勝です。

 

<追記>2023年夏、「新潟プロレス」で藤波さんと石川選手がタッグを組みました。(もう一人は、LEONA) 上の「無我」大会(1997年)の対戦以来、シングル、タッグでちょこちょこタッグを組んだり、また対戦もしていました。 今回は、藤波さんとタッグを組みましたが、相手チームにバトラーツ以来のライバル・池田大輔がいたので、30年来のばちばちファイトを展開し、石川と池田がまさに、意地の張り合いで、コーナーにへたり込んで藤波さんを心配させました。まあ、元気でなによりです(笑)

 


 

395 小原道由 おはら みつよし


★初めての対戦★ 
◆SGタッグリーグ 10月8日 東京・後楽園ホール
 ▼SGタッグリーグ公式戦・30分一本勝負タッグ
   ○越中・小原(14分10秒・片エビ固め)藤波・木戸×

 

 

※小原選手と言えば、新日本プロレス道場最強の「反選手会同盟」「犬軍団」ですね。面白かったなあ。後藤達俊選手とIWGPタッグ王者にもなりました。祝勝会の支度が無くて、控室で大暴れとか、あと、武藤と蝶野を本気で怒らせたような試合があって、もう動けない後藤・小原に、いつまでも暴走する武藤を、人のいい天山と、スーパーJ おじさんが止めに入ったもんなあ。あ、あの「犬軍団」が出来た日だ。 実は「小原選手最強説」があって、そうなんだろうなあ、と思わせてくれます。

藤波さんとのシングルは、藤波の2勝。最初の対戦は、維新軍とのサツバツ試合で怒りの藤波さんの完全KO勝ちで、小原選手には気の毒でした。その後、落ち着いた対戦があり、藤波さんが勝利しています。

 

 

 

396  ワイルド・ペガサス

◆10月12日 栃木・小山ゆうえんちスケートセンター
 ▼30分一本勝負タッグ
 ○木戸・藤波(13分15秒・脇固め)バーバリアン・ワイルドペガサス×

 

詳細調査中  この対戦ではマスク?素顔?  

 

※新日本プロレスへの留学生、クリス・ベノア(ベノイ)がマスクで変身して「ペガサスキッド」に。90年に来日しました。「トップ・オブ・スーパージュニア」で優勝して、「ワイルド・ペガサス」になったようです。(ライガーとの覆面剥ぎマッチで敗れて、素顔になっていましたが、) で、いいのですしょうか? 実は、私、このあたり、ちょっと不勉強でして。。すみません。

 どうも、ライガーチャンネルでの暴露によると、最初に「ペガサス・キッド」に変身するとき、提案されたマスクのデザインが爆笑物だったらしく(額のところから馬の首が飛び出ている?)「いっちばん、印象に残っているわ、わはは」(ライガー)とのこと、ただ、肝心の試合内容は、ジュニアヘビー戦士として素晴らしく、翌94年の他団体の選手も参加した「ジュニアリーグ」なのでの活躍は目覚ましいものでした。 ただ、その後、アメリカに帰国してからは、WCWに出場するなど、表向きの大活躍の裏で苦労も多く、運にもめぐまれなかったようです。

 


 


397 ショーン・ロイヤル


★初めての対戦★ 
◆10月22日 山口・山口県体育館
 ▼30分一本勝負タッグ
   ○木戸・藤波(7分19秒・脇固め)マサ斎藤・ショーンロイヤル×

 

※困りました。ショーン・ロイヤル。情報がありません。ネット検索すると「新日本に来日した外国人で、もっとも知名度の低いレスラー」というヤフーの質問に使われていました。8返答もなし)誰もしらない。じゃ、この上の画像は、どうした?と言われましても、どこかで入手しました。そして、これで、あっているのかも、わかりません。(笑)正直、スマン。

 


 

398 エル・サムライ


★初めての対戦★ 
◆10月27日 熊本・熊本市体育館  2860
 ▼30分一本勝負タッグ
   ○木戸・藤波(10分5秒・脇固め)サムライ・キャット×



※藤波が腰痛で長期欠場して、90年に復活するとき、サムライの松田選手とリング上で公開スパークリングを行なっていますが、対戦としてはこの試合が最初となります。控室でもどこでも、喫煙しているサムライの図が有名ですね。ライガーとタッグを組むことが多く、試合時間の多くを人のいいサムライ選手がファイトしていたとも(^。^)
 

 

399 ジェリー・サッグス


★初めての対戦★ 
◆12月5日 茨城・水戸市民体育館
 ▼60分一本勝負タッグ
   ○橋本・藤波・馳(15分4秒・片エビ固め)ブライアンノッブズ・ジェリーサッグス・イーノス

 

400 ブライアン・ノッブズ


★初めての対戦★ 

 ※上の試合

 

※サッグズ&ノッブズ 言いにくいし、覚えにくい。というか、ごめんなさい、まったく記憶にございません。情報を求む!です。とおもっていたら、ふたりは「ナスティ・ボーイズ」でしたね。タッグ屋としてなかなか名も売れていた。  最初の来日は全日本プロレスの最強タッグ。これで、最下位、あらら、その後、WWFからWCWへと。ここで、新日本への参戦となったわけですね。ジュラシック・パワーズ(ノートンとヘルナンデス組)とも闘うなど、そこそこのタッグ選手でしたね。藤波さんとの対戦は、覚えてないなあ。すみません。

追記 2023年の「ライガーちゃんねる」で、永田選手が話してくれましたが、このふたりは酒が入ると、大変陽気になり、ところかまわず「尻を出す」というエピソードです。スイッチが入ると「陽気になりすぎる」そうです。わはは。

 

 

 

●1994●

 

 

401 ブラック・タイガー  エディ・ゲレロ


★初めての対戦★ 
◆3月18日 静岡・浜松市体育館
 ▼45分一本勝負
 ○藤波・ライガー(11分8秒・飛龍裸絞め)ブラックタイガー・キラービー×

 


 ※このブラックタイガーは2代め。このマスクマンは「エディ・ゲレロ」と、マサ斎藤さんも解説でおっしゃっていましたね(笑) ジュニア戦士ですので、藤波さんともタッグ対決です。

チャボゲレロ、マンド、ヘクターらと兄弟でプロレスラー。いずれもジュニア時代からの藤波さんとの対戦があるが、エディと藤波さんとの対戦は、ヘビーになってから。この対戦でも、ライガーとの対戦が主となり、かと言って、キラー・ビーが藤波さんの相手では、はっきり言って、ない(笑)

ライガーやペガサス、ディーンマレンコとの共演は素晴らしいジュニア戦士たちでした。

スイングDDTや垂直落下式のブレーンバスターが得意技でした。38歳で夭逝しています。

 

 

 

 

 

402 リック・ルード

★初めての対戦★ 
◆3月19日 埼玉・深谷市総合体育館
 ▼60分一本勝負
 ○リックルード・ノートン・フェルナンデス(10分30秒・体固め)藤波・長州・木戸×


 

※腰痛もちの私は、よく腰をくねらす体操をしながら、「リック・ルード!」と言ってプロレス好きの彼女を呆れさせていました。(遠い目)

 

 

 

 

403 フライング・スコルピオ


★初めての対戦★ ◆サマーストラグル 6月30日 長野・長野市民体育館
 ▼30分一本勝負
 ○ロードスチーブンリーガル・スコルピオ(10分33秒・ロイヤルストレッチ)藤波・木戸×

 

※北朝鮮での「平和の祭典」にもアメリカ代表のひとりとして参加しています。同大会のパンフレットから写真を借りてきました。プロレスラーの写真に「ハングル文字」があるのは、珍しいでしょ輪(笑) この選手、「喧嘩早くて、見境がなくなる」とも聞きました。実際のところ、どうだったんでしょ? 藤波さんとのシングルはなし。

 

 

404 ロード・スチーブン・リーガル


★初めての対戦★ 
◆サマーストラグル 6月30日 長野・長野市民体育館
 ▼30分一本勝負
 ○ロードスチーブンリーガル・スコルピオ(10分33秒・ロイヤルストレッチ)藤波・木戸×

 

 

 ※ラリアート全盛の当時の新日本において、「平成のビル・ロビンソン」と諧謔的にいったら、そのまま受け取られてしまい、びっくりしたことを覚えています(ニフティのプロレス・フォーラムにて)

 「労働者階級は独特のにおいがする」などと差別的な発言を技とするキャラクターを演じていました。今なら、アウトでしょうねえ。いろいろなタブーにも挑戦?していたという、これも噂ですが、そのためか、割と早く消えてしまった気がします。なお、この選手の息子もプロレスラーになり、「チャーリー・デンプシー」というなまえで、2023年末の大みそかには、藤波さん親子と対戦しています。


 

 


405 アメリカン・マシーン


★初めての対戦★ 
◆7月6日 青森・十和田市総合体育センター
 ▼45分一本勝負タッグ
 ○パワーウオーリアー・藤波(3分57秒・片エビ固め)アメリカンマシン・キャット×

 

※これ、誰の変身でしょう? また、アキムやカリムなのかな? 検索しても、バブルガムしか出てこない(笑)

 

 

406 中西学  なかにし まなぶ


★初めての対戦★ 
◆9月23日 神奈川・横浜アリーナ
 ▼30分一本勝負タッグ
 ○馳・藤波(14分59秒・裏STF)長州・中西×

 

 

 

※中西は当初、藤波とタッグを組んで鍛えられている(特に馳健介コンビに)ことが多かったですが、この試合では対戦しています。 いよいよ藤波から巣立つときが来た? 身体が大きく、しかも馬鹿力(失礼)で、乗ってるときの中西は、とてつもない馬力で走り抜け、一気にバックブリーカーに担ぎ上げます。リングをがつがつと踏み鳴らす、意味のない(失礼)行動で、観客が{???」となることも、たびたび。そして、調子に乗り過ぎて、、、という場面が多かったですね。

 

 やっと引退(失礼)しても、いまだに「予測不可能のロープワーク!(走ってきて直角に曲がる)」とか「食べ放題にも限度がある」事件とか、話題を提供してくれていますね。 有名な中西のことば「あんまり、馬鹿、馬鹿!というな!」と、馬鹿ですねえ~(超失礼)

 藤波さんとのシングル対戦は、全 戦で、藤波さんが 勝でした。(鋭意、調査中)

 

 

 

407 安田忠夫  やすだ ただお

★初めての対戦★ 
◆10月15日 三重・四日市市体育館
 ▼30分一本勝負タッグ
 ○藤波・飯塚(10分16秒・足4の字固め)長州・安田×

 

 

※安田選手は、いろいろとありますが、入場テーマが「荒鷲(坂口征二のテーマ)」でした。

 後の格闘技戦での番狂わせ的な勝利!(2001年イノキボンバイエ・大みそかのレ・バンナ戦)がピークになりました。大型ファイターで、期待されてのプロレス入りでもありましたが、。。

 新日本にでなくて、全日本に入団していたら、人生も変わったのかな?同じかな??


 

 

 

408 小島聡   こじま さとし   ※★訂正しました!

★初めての対戦★ 
◆10月19日 山口・下関市体育館  
 ▼30分一本勝負タッグ
 ○藤波・安田(10分1秒・飛龍裸絞め)キャット・小島×


 

 

※この試合のデータが間違っておりました。ご指摘を受けて訂正いたしました。失礼いたしました。YUSEIさん、丁寧なご指摘ありがとうございました。 2021.6.12 RSD


※小島選手は、実は気まじめさが試合に出るタイプですよね。いまも頑張っていますが、全盛期は全日本に移籍する前の「天コジ」時代で、蝶野の手下(チーム2000)となって、徒党を組んで正規軍の選手を場外で襲い、ジョンストンに殴られたり、「お前ら、卑怯だぞ!」とやじったお客さんと小競り合いをしていた頃でしょうか? 当時は、藤波さんが正規軍側でいつも苦い思いをしていたので、好きな選手じゃなかったなあ。  令和の今になって、ネット上でみると、すごく常識的な人なんですね。「いっちゃうぞ、ばかやろう~!」を楽しく見ていたファン(たいてい、2回目をはずされる)は幸せでしたね。その時代のプロレスは好きでした。

 

 「いっちゃうぞ・・」でコーナーに上ろうとした小島選手を蹴り落とす今のプロレスには、選手に余裕がないんでしょうね。令和になっても現役どころかチャンピオンになって、批判するファンを冷静に煽ってますから、大したものです。

藤波さんとのシングル対戦は、調査中

 

 

 

409 ネイルズ

★初めての対戦★ 
◆10月27日 熊本・熊本市体育館
 ▼SGタッグリーグ公式戦・30分一本勝負タッグ
 ○藤波・藤原(9分44秒・逆さ押さえ込み)シモンズ・ネイルズ×

 



 

 

410 永田裕志  ながた ゆうじ


★初めての対戦★ 
◆12月5日 富山・富山県総合体育センター
 ▼45分一本勝負タッグ
 ○武藤・橋本・永田(14分24秒・高角度後方回転エビ固め)藤波・長州・小島× 


 

※いやあ、なんだかんだ言っても、

2021年 進化したプロレスに交じって、ジョン・モクスリーと闘っているのは、すごい!

 断然、永田を応援したもん。 俺、永田を応援したのは、30年間で初めてかも。。。

たしかに、強いし、ある意味、藤波さんの限界を、いつも見せてくれた役割の選手なんですよね。

G1でのシングル戦なんて、勝てませんでしたものねえ。で、藤波さんとのシングル対戦は、全4試合で藤波さんの4敗でした。藤波さん、一度も勝てなかったんですねえ。。 でも、あの白眼剥いての敬礼は、すこしも敬ってねえな(笑)(RSD2023)

 

2024年になって、永田選手のチャンネルがはじまりました。これがめちゃくちゃおもしろい! 永田選手は、2000年代の新日本プロレスを牽引して来た選手で、特に、藤波社長の最後くらいからの時代を(蝶野選手から棚橋・真壁世代につないでゆく)非常に貴重な話をずばずばと話してくれています。 2023年にライガーチャンネルにゲスト出演して興味深い話をきけたんですが、そのときは聞き手が準備不足らしく(失礼)さらに掘り下げての永田選手の「ゼァチャンネル」になっています。なんといっても、記憶力が半端ない、時系列でわかりやすく話してくれる頭脳明晰さがすばらしい。

(入門したころのUWFへの新日本の雰囲気など、おもしろく話してる回にリンク)

 

 

 

 

 

 


●1995年●
 

 

 

411  サブゥ

★初めての対戦★ 
◆95闘強導夢BATTLE7  1月4日 東京ドーム  3016
 ▼60分1本勝負
  ○蝶野・サブゥ(11分18秒・片エビ固め)藤波・平田×

 

 

※あの凶悪な「ザ・シーク」の甥ということで、話題になりました。試合内容はもっと話題になりました。叔父さんとちがって、過激な凶器を使ったり、火を吹いたりはしませんが(と思う)、その代わり、場外から本部席のテーブルをリング上に持ち込んで、相手を寝かせて、コーナートップに置いたイスからサマーソルトで飛び込んできます。FMWでのサブゥの得意技でしたが、これが新日本で受け入れられる(出来るかどうか)は危ぶまれました。でも、出来たんです。それがわざわざ本部席のテーブルをリング上に投げ込んだ蝶野の懐の深いところでした。藤波も平田も、この試合に限って、サブゥ劇場の構成員でした。 藤波さんとのシングルはなかった。

 

 

412 タリー・プランチャード

★初めての対戦★ 
「無我」旗揚げ戦  10月29日  大阪・ATCホール  
 ▼60分1本勝負
  ○藤波(13分5秒・飛龍裸絞め)タリー・ブランチャード×

 

 

※藤波さんの「無我」の旗揚げ大会のメインエベント。とにかく、試合を行うことが大事、という意識が、藤波にも、そしてファンにも共通認識された試合。もう、なんでもいいから、藤波が勝ち名乗りをあげて、試合が成立し、「無我」が始まれば、すべてOKという試合。

 実は、このプランチャードは、初来日。80年代のアメリカで大活躍していたが、この「無我」に来た頃は、すでに積極的に試合は行っていなかったもよう。藤波との試合も、途中で心が折れたような箇所も見受けられたが、とにかく、大物を招聘して、旗揚げできたことを、藤波に代わって、感謝申し上げたい。(あれ?)

 

 

 

413  ジョー・マレンコ

   ★初めての対戦★  

◆「無我」フォーエバー 12月13日  福岡・博多スターレーン  3018

○藤波(11分55秒・飛龍裸絞め)ジョー・マレンコ×

 


※マレンコ兄弟のお兄さんの方。父親のチェーンデスマッチでも有名なボリス・マレンコの影響で、小さいころからレスリングを覚え、カールゴッチの教えを受けたという。その当時、日本からの留学生が若き藤波さんと、木戸選手でした。マレンコ兄弟がレスラーとしての道を選ぶと、父はプロレスを教える「マレンコ道場」を開き、徹底的に鍛えた。初来日はUWF.。ソルコフ兄弟と名のって、参戦。その後、全日本でキッド・スミス組と闘うなど、活躍の場を広げました。ジョーマレンコは、サブミッションの道を進み、カールゴッチを師と仰いで、この時は、藤波さんの「無我」に参戦しました。なお、藤波さんとのシングル対戦は、その無我での2戦で、藤波の2勝です。

このマレンコ兄弟をしらべていたら、素敵なブログを発見しました。

 

プロレスラーをリスペクトした素晴らしい文章なので、もう、これは、リンクです。






1995年は、長期欠場から、以上の「無我」の旗揚げで復帰と、なにかと忙しい藤波さんでした。

 

 

                         2023.9.17   更新

 

つづいての 1996-2000 に参りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023.8.26 新潟プロレスに参戦した、石川雄規(左)、右は池田大輔。

 

 

 

 

★藤波さんが闘って来たすごい相手は、

デビューの1971年から、順にファイルにしています。

 

●次のファイル1996-2000です。