私の「ストーカーバスターズ」としての初めての仕事は、テレビ放映については反省する点が残るが、クライアントが抱えていた問題は無事解決できた事に満足していた。
対象者の父親からも娘の問題が解決できた事に随分と感謝をされた。
クライアントからもその後対象者からのストーカー行為等の再発は報告される事は無かった。
私はこの事案でいろんな事を学ぶ事ができた。
まず第一にストーカー問題の原因はストーキングをされる方にも有るという事と、対象者にただ単に「ストーキングを止めろ」と言うだけではなく、解決するには相手方の言い分もしっかりと聞いてあげる事が肝要だと言う事だ。
ただ、今から思うと私自身初めて受け持った案件でもあり、解決までの時間が掛かり過ぎた様に思う。
今回の事案はクライアントは優しい性格ではあるが優柔不断な所がある事と、対象者の我が儘で依存性の強い性格が原因ではないかと思われる。
同期入社の縁で知り合って付き合う様になった二人だが、その付き合っていた8年間にもクライアントは何度も別れたいと考えていたらしい。
同じ勤務先という事でなかなか別れ話を切り出す事が出来ずにいたが、新しい彼女が出来たのでようやく対象者との別れを決心したのだろう。
クライアントの新しい彼女は気丈でしっかりとした印象の強い女性だったので、クライアントはその後しっかりと彼女の尻にひかれて幸せに暮している事だろう。
私はむしろ対象者の彼女のその後の事の方が気になっていたのだが、テレビ放映の件もあってその後の関わりは無くなってしまった。
対象者の彼女には何とか立ち直って頂いて、ご自身の人生をしっかりと歩んで頂きたいと祈っている。
つづく、