BRM121東京300いってこい伊豆高原 12時間57分完走 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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北海道のサイクリング好きのブログ。

1月21日、遠征してランドヌ東京のいってこい伊豆高原300に参加してきた。

スタッフの皆さん有難う御座います。楽しく完走出来ました。

 

今回の遠征は冬場北海道では全く実走が出来ないので、DHバーの使い方などの勘が鈍り切らない様にせめてもの機会を創りたいと思ってのものだ。それゆえバイクはP5Xとなった。

 

ログはこちら。

 

 

 

 

【とどろきアリーナ~ファミリーマート逗子小渚橋店】47.2km 2時間14分

車検を済ませBフォームの出走登録をして6時少し前ににスタートした。

スタート時点で周りは真っ暗で強風。走っていない時は寒く感じた。

武蔵小杉の市街地では他の参加者の方も多く、ブルベらしい雰囲気だった。

自分はP5Xを使っていることもあって巡航速度が高く他の方を追い抜く場面も多かったが、その時には並走が発生するのを避けるために瞬間的に速度を乗せるか自動車の風を利用するかして一気に抜くようにした。

 

横浜に入る辺りからは完全に明るくなり、みなとみらいの辺りは道も走りやすくて気持ちよかった。

よく晴れて遠征して良かったと思えるコンディションだった。

この辺りからは初めてお会いしたはまいぬさんらと一緒に進んだが、はまいぬさんはスタートダッシュも巡航も強い方だった。

港沿いの高速道路の辺りからDHバーを使える時間が少し増えた。

写真ははまいぬさんに撮影していただいたもの。太い。

横浜の八景島の辺りで大型クレーン車の風を利用して加速した時にこの日最高の992Wが出ていた。

確か田浦の辺りからは交通量が増えたが、大型車の風などを利用していい速度で走れていたと思う。

逗子に入ってからは細い道も増えてゆっくり行った。

 

この区間全体として、47.2kmに2時間14分かかっている。

普段走っているエリアなら1時間20分程かという距離だが、川崎横浜は信号と交通量が比較にならない程多く、DHバーに適した場所も少なく速度が出ない事は最初から分かっていたので安全重視でゆっくり走った。

信号停止の時も車の横に入って行かないようにした。

 

【ファミリーマート逗子渚橋店~セブンイレブン伊豆高原店】104.6km 4時間3分

逗子から茅ヶ崎辺りは大学生の頃にたまに遊びに行った思い入れのあるエリアで、天気も良く気持ちよく走る事が出来た。

朝の陽ざしが気持ちよく、富士山もよく見えた。

 

今回のコースの路面状況は舗装の割れや穴があるエリアが殆どなく、北海道と比べるとかなり良かった。

ただ、舗装自体が荒い(小さい砂利の様な素材で舗装されている)箇所は特に市街地で多く、全体としてDHバーを快適に使える場所は少なかった。

そのこともあって、江の島辺りからは交通状況的にDHバーを使いやすくなったものの、快適にという訳にはいかなかった。

 

大磯からは国道1号線に入り道が狭く眺めも平凡な感じになったものの、小田原からはまた海岸線に沿った道を快適に走る事が出来た。

熱海周辺で急な坂が多かった以外は伊東辺りまで平坦基調で走りやすかった。

 

真鶴の辺りからは登りが増え、フロント54Tのシングルスピードで来てしまったことを後悔する形になった。

リアが28Tまでだったので少し勾配が増すと必要なトルクが増え、ダンシングも混ぜながらごまかしつつ走る感じになった。

この辺りでは市街地を完全に抜けた感じで海岸線の景色が良かった。

 

川奈の1kmの登りではケイデンス61で308W出ていた。これは痛い。

インナーが使える状態なら250W以下で登れていたと思う。

 

伊豆高原に入ってからはアップダウン中心でブラインドコーナーが多くて下りで速度を乗せ切る事が出来ず、辛い思いをした。

この辺りがこの日一番辛かった。

 

【セブンイレブン伊豆高原店~杉山園】49.0km 1時間54分

伊豆高原からは来た道を引き返す形なのでこの区間もアップダウン中心だったが、往路よりはかなり楽に感じた。

風向きが大幅に改善したわけでは無かった気がするから、登りの勾配が緩めだったのだろうと思う。

キツくもなかったので特にこれといった事も無く杉山園に到着。

 

【杉山園~ファミリーマート逗子渚橋店】55.8km 2時間18分

ここも特にこれといった事なく進んだが、大磯の手前辺りで渋滞に巻き込まれ、殆ど進まない時間があった。

これも本州の名物だと考えて休みながら楽しく行った。

 

江の島周辺からは大好きな湘南エリアだが、夕暮れの街並みがきれいだった。

鎌倉高校前はスラムダンク効果なのか何なのか普段以上に人と車が多かった気がする。

駅のホームは人でごった返していた。

 

市街地や渋滞で休んでいる時間が多かったせいか、終盤になっても問題なくDHバーを握る事が出来た。

 

【ファミリーマート逗子渚橋店~ファミリーマート川崎苅宿店】43.9km 2時間28分

この区間まで来るとゴール前という感じで安心感が出てきたが、日が暮れて寒くなってきたのでグローブをした。

舗装が荒い場所も多くて交通量も増えてきたので、DHバーはあまり使わず信号待ちでも車を抜いたりせずに進んだ。

日が暮れてからのみなとみらいもまたきれいだった。人がかなり多かったが道路が広くて非常に走りやすかった。

みなとみらい以降もまた舗装が荒く楽しい状況では無かったが、感情をオフにしてゴールに着いた。

 

ゴール後はkotonohaさんと代官山の立道屋で打ち上げた。

久々に行ったがやはりいいお店で料理もお酒も美味しかった。

 

【全体通して】

全体通してまず感じたのは、P5XよりもMadoneを持ってきた方が大幅に楽に楽しめただろうという事だ。今回のコースではDHバーを使った高速巡航というP5Xのメリットが出る場所が殆ど無く、負担だけが大きかった。

DHバーの勘を鈍らせないためという理由はあったのだが、フロントシングルのP5Xはまずかった。

DHバーを使うこと自体は、川崎でも横浜でも東京でも交通量が多くなくて車が流れていれば全く問題ない。そうではない急制動の可能性がある様な場面では使えないと思うが、それは北海道でも同じだ。

 

キューシートは紙では持たずルートを大まかに頭に入れた上でGarminのナビに頼った形だったが、ほぼ問題は無かった。

ナビは今回初めて使ったが、初見のコースを走る上でのメリットは絶大だ。